No.6383は韓国の三養食品(Samyang Foods、삼양식품)、冷やしプルダック炒め麺(아이스 불닭볶음면)。一月の寒い時期に冷やし麺を食すというのもナンなんだが、今回の品は昨年四月にタイで購入して、賞味期限の関係で他の製品を優先して食べているうちにこうなってしまった。いいかげん慢性的な在庫過多をどうにかせにゃあならんなあ・・・
食べた後で気が付いたのだが、パッケージ左下にQRコードが印刷されており、これをスマホで読ませると作り方を解説したYouTube動画が再生される。調理方法が一般的なものとは違う製品においてこのやり方はとても良い。文字が読めない海外製品でも悩まなくていいんだから。
製品名はハングルで大書きされているが、裏面の説明書きは英語と中国語が併記された輸出仕様で、おまけにイスラム圏でもOKのHALAL認証済。購入した際はこれにタイ語のシールがベタっと貼られていたが、幸い糊を残さず綺麗に剥がすことが出来た。
なお現在三養食品のWebサイトにこの製品は載っていないけれど、日本の冷やし中華と同様に、春から夏にかけて復活するのかもしれない。
食べてみて、一連のプルダックシリーズとは違って麺が細い。茹でた後ですぐに芯まで冷せるからか? なのでいつもの図々しいほどの歯応えではなく繊細な舌触り。でも結構タピオカ澱粉が混じっているようで粘りとかしぶとさは十分にあり、頼りなさは全く感じない。あと麺の質量が118.3gもあるかなりの大盛り。食べても食べても食べ切れないという印象を受けた。
ソースはいつものプルダックと似た感じの超激辛。でも麺が冷たいためか食べ始め直後はあまり辛さを感じない。30秒ぐらい経過するとじわじわと、そしてどこまでも突き進むような怒涛の辛さが襲い掛かってくる。体感上の辛さは麺が冷たいせいかプルダックとしては中の下ぐらいかな。それでも鼻水が止まらない(し、翌日トイレで黄門様が悲鳴を上げた)。
うま味は強く、また甘さも結構ある。ちょっとしつこいかなと思ったけれど、野菜等味の薄い具を入れれば丁度良くなるかも。激辛であること以外は比較的単調な味だし、麺は大盛なので何らかの具は入れるべし。ふりかけとして海苔と胡麻が付いてくるが、辛さに負けて殆ど存在感が無い。もっとたくさん欲しいところだ。
まあ正直なところ、冷たい激辛麺は冬に食べるものじゃあないなと思ったよ。
国名 | 韓国 |
ジャンル | 袋冷し汁なし麺 |
EANコード | 8 801073 113336 |
会社名 | 三養食品 |
製品名 | 冷やしプルダック炒め麺 |
謳い文句 | |
調理方法 | ゆで4分氷水さらし |
質量 | Net151/麺118.3g |
熱量 | 600kcal (2510kJ) |
Na(麺具+汁) | 1.31g(食塩相当量3.3g) |
付属品 | 液体ソース、ふりかけ(焼海苔・炒りごま) |
ノンフライ麺 | × |
汁なし麺 | ○ |
麺 | 丸断面で細くプルダックらしくない、粘りが強く重量感がある、量はかなりの大盛り |
汁・ソース | 食べ始めて30秒程後に怒涛の辛さが襲うが、冷たいのでダメージは限定的、結構甘い |
具・その他 | ふりかけは辛さに消されて存在が薄い、辛さ以外は単調で大盛りなので何か具が必要 |
総合評価 | ★★2 |
試食日 | 2019/01/05 |
賞味期限 | 2019/02/15 |
入手方法 | 2018/04/25 Seven-Eleven(Thailand) |
税込購入価格 | 48.0 THB |