No.6347 八郎めん 北斎ラーメン 辛味噌

No.6347は八郎めん、北斎ラーメン 辛味噌。今回の品は知人からのいただき物だが、昨年オープンしたすみだ北斎美術館のお土産グッズであり、ここ以外にもこのページの一番下にある店舗で購入可能。製品の企画は(株)ジークスと(株)リバーボンド社が行い、製造を八郎めんに依頼したものである。価格は税抜250円。

製品の性格上競合を押しのけて派手に目立たせたり美味しそうに見せる必要がないので、パッケージは全面に赤富士がで~んと構えるシンプルなもの。堂々としていて良いものだ。まあパッと見ただけでは何の製品だかよく判らないんだけど。

八郎めんは秋田の会社。「低温ミスト熟成乾麺」というのが売り文句で、製品の成り立ちとしては北海道の藤原製麺や菊水に近いと思われる。

昔からある会社だが、五年ぐらい前から積極的に今回のような企画モノの生産を行うようになってきて、関東圏にいる私の目にも時たま触れるようになってきた。どんどん活躍の場が拡がっていくのは(こう言っちゃ失礼だが)息子や孫の成長を見守るような気分でもある。

食べてみて、スープがいい。どっしりと地に足が着いたような、浮ついたところが無い味噌味で、赤味噌の苦みとか厳しさすら感じさせるもの。ニンニク・胡麻等の香りも複雑。豚骨だしのうま味も過不足なく自然に出ている。唐辛子の刺激にも重厚感がある。ただ残念ながらかなり辛く、刺激に弱い人にはお勧めし難いレベルでもある。

一方で麺も悪くは無いのだが、前述の藤原製麺や菊水と比べるとちょっと水っぽいというか焦点がボケているような感じもある。これがもう少し引き締まってくれて小麦の香りが強くなれば総合評価4.0点を付けたんだけどなあ。

このスープなら素で食べても不足感が無く、まだどんな具をいれても受け容れてくれる懐の深さがありそうだ。

国名 日本
ジャンル 袋ラーメン
EANコード 4 964868 111567
会社名 八郎めん
製品名 北斎ラーメン 辛味噌
謳い文句
調理方法 ゆで4.5分、
質量 Net125/麺80g
熱量 384kcal (1608kJ)
Na 〜g(食塩相当量7.0g)
付属品 液体スープ
ノンフライ麺
汁なし麺 ×
細めで柔らかめ、適度な歯応えとしなやかさがあるがもう少し締まりと香りが欲しい
汁・ソース 骨太で立体感のある味噌味、辛さも重厚で相当強い、香りも複雑、豚骨の旨味は自然
具・その他 スープが良い、素で食べても不足感が無いし、どんな具を入れても受け容れてくれる
総合評価 ★★★☆3.5
試食日 2018/11/16
賞味期限 2018/11/09
入手方法 2018/11/09 Okada様よりいただく
税込購入価格