No.6336はまるか食品、ペヤング 回鍋肉風やきそば。五月末の発売だったのに先月の時点でもうまるか食品のWebサイトからは消えていたが、まだ通販等の市中在庫はある様子。製品サイクルが短く、所定の数量を作ったらサッサと生産を切り上げてしまうんだろう。
確かにゲテ物や問題作を発売して大バッシングを受けたとしてもある程度以上に傷は拡がらないし、好評だったらリニューアル新製品と称して再販すればいいワケで、新製品を連発すればその都度メディアが採り上げてくれるから最近のペヤングにはイケイケ感に満ちている。まあ中で企画を立てる人は大変だろうなあ。
回鍋とは一度調理した材料を再度鍋に戻して調理するという意味らしいが、日本では豚肉とキャベツの中華風味噌炒めのことになる。ソースはもちろん、醤油・塩・豚骨味の焼そばもちらほら見かけることができるが、味噌味の焼そばとなるとあまり例がない。すぐに思い出せるのはマルちゃん俺の味噌ぐらいか。
食べてみて、麺はいつものペヤングであり、柔らかめの角断面。油で揚げた香ばしさが安心感を醸し出す。でも気のせいか?味噌味とのマッチングのせいか?少し輪郭がハッキリしているようにも感じた。
ソースはいわゆる味噌味が前面に出ており、中華風の香りはあまり強くはない。塩分が強いが辛い刺激は控えめ。正直なところあまり回鍋肉っぽさは感じなかった。肉は薄いチップ状。いつものペヤングを考えると決して少なくはないのだが、回鍋肉の豚肉をイメージするとちょっと期待に届かない。キャベツやピーマンももっとど~ん!と入って欲しかったな。
回鍋肉と銘打たずに中華風味噌焼そばあたりを名乗ればあまり違和感を持たずに済むのだが、冒頭で書いたように短期間でパーッと話題になるためには「回鍋肉」というキーワードが必要だったんだろうなあ。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップ焼そば |
EANコード | 4 902885 005025 |
会社名 | まるか食品 |
製品名 | ペヤング 回鍋肉風やきそば |
謳い文句 | コクとうまみが広がる |
調理方法 | 熱湯3分お湯切り |
質量 | Net118/麺90g |
熱量 | 545kcal (2282kJ) |
Na | 1.4g(食塩相当量3.6g) |
付属品 | 液体ソース、かやく(キャベツ・豚肉・ねぎ・ピーマン) |
ノンフライ麺 | × |
汁なし麺 | ○ |
麺 | 中太の角断面、柔らかめだが輪郭はハッキリ、揚げ物の香ばしさ、いつものペヤング |
汁・ソース | 味噌が強調され中華風味は弱い、辛さは控えめだが塩辛い、あまり回鍋肉らしくない |
具・その他 | 肉は薄いチップ状、キャベツやピーマンと共にもっと沢山欲しい、中華風味噌焼そば |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2018/10/17 |
賞味期限 | 2018/11/20 |
入手方法 | 2018/05/29 ドン・キホーテ |
税込購入価格 | 160 JPY |