No.6302は徳島製粉、金ちゃん焼そば。6年前にNo.4915で試食した際はカップが角型で、麺も四角く成型されていたのだが、いつの間にか日清食品のU.F.O.みたいな円盤状に変更されていた。そしてフタが昔は樹脂シート(PS製)を立体成型した硬めのものだったのがよくある二層の紙製で、一部をペロッとめくって湯切り口をご開帳するタイプになった。なのでJANコードも別物になっている。
一方で説明書きの文言は一字一句変わっていない。スペックを比較すると質量やエネルギー、食塩相当量など全て同一値であり、ソースやかやく、あおさの小袋も全く同じように見える。
徳島製粉は1年ほど前にどんぶり型カップのフタを樹脂製から紙製に変更しているので、そのタイミングでこの焼そばも角から丸へ、そして紙製のフタに変更されたのだろう。
昨今はストローをはじめとする使い捨て食器におけて樹脂材料を排そうという論調が強いので、ある意味時流に乗った変更だと言えるけれども、一方で金ちゃんの縦型カップ容器は樹脂二層カップ+樹脂製フタという古風な構成を頑なに守っているので、地球環境云々はあまり関係ないのかもしれない。まあ実際のところはコストダウンが目的なのかな?
食べてみて、昔よりも麺が太くなった?ように感じる。丸断面でふくよか、でもちょっとブヨブヨしたような締まりのない食感。麺と麺がペタペタとひっつきやすい傾向にあり、ちょっと食べにくい。
ソースは粉末らしくパンチがあるものの、う~んあんまり特徴がないなあ。嫌な味や香りはしないんだけど。具はキャベツとふりかけのアオサだけで肉は無し。食欲が減退気味の年寄りにとっては、もうちょっと何か好奇心を持続させるための工夫が無いと、大盛りゆえに最後の方になるとちょっと飽きてしまうよ。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップ焼そば |
EANコード | 4 904760 013774 |
会社名 | 徳島製粉 |
製品名 | 金ちゃん焼そば |
謳い文句 | 旨さを引き立てる粉末ソース付 ソースとアオサを麺にからめて香ばしい味わいをお楽しみください。 |
調理方法 | 熱湯3分お湯切り |
質量 | Net105/麺90g |
熱量 | 478kcal (2001kJ) |
Na(麺具+汁) | 〜g(食塩相当量4.1g) |
付属品 | 粉末ソース、かやく(キャベツ)、ふりかけ(アオサ) |
ノンフライ麺 | × |
汁なし麺 | ○ |
麺 | 太めの丸断面でふくよか、締まりが無くブヨブヨした食感、麺同士がひっつきやすい |
汁・ソース | 粉末らしくパンチがある味だが、平板で単調、嫌な味はしないがもっと深みが欲しい |
具・その他 | キャベツとアオサのふりかけだけだとちょっと寂しく、大盛りゆえ最後は飽きやすい |
総合評価 | ★★2 |
試食日 | 2018/09/04 |
賞味期限 | 2018/09/09 |
入手方法 | 2018/04/08 マルエー |
税込購入価格 | 106 JPY |