No.6292はドイツのLidl Stiftung & Co. KG.、Newgate Instant Noodles Barbecue Beef Flavour。この品はスウェーデンで入手したもので、文章はスウェーデン語およびフィンランド語の併記。もちろん私はこの辺の言語などチンプンカンプンなので、Google翻訳様の助けを得ながら解読することになる。
裏面の文章をよ~く見ると中国産との記載が。中国はスウェーデン語で「Kina」、フィンランド語で「Kiinassa」、冒頭の語がCではなくKなのでなかなか気付かなかったよ。欧州の即席麺で原産国が明記されているものは珍しいが、非EU圏の製造であるからなのかもしれない。
欧州に展開されるスーパーマーケットのプライベートブランド即席麺には中国製が結構多いという認識を持っていたが、このリデルもまさにそれ。そして封を切って中身を取り出すと、粉末スープの小袋にどこかで見たような既視感が。
クリーム色の地に、肉やら丼などのシンプルなイラストが規則正しく並ぶデザイン。これは過去スウェーデンのICA(No.5656など)、フィンランドのPirkka(No.5730など)、ドイツのLorado(No.6138)で見ることが出来たもの。
製麺や包装をどこが行なったかまでは判らないが、少なくともスープの製造は全部同じ会社であろうと推測する。この製造業者を特定することを、今後の即席麺趣味におけるテーマの一つとして挙げておこう。
食べてみて、前回のリデルNo.6282カレー味と同様スープを殆ど吸ったような状態の、味付けブヨブヨ麺。日本のラーメンの、潤沢なスープを麺に絡めてすすって食べるという形態ではないので気持ちの切り替えが必要。
でも気持ちを切り替えたからといって快適に食べられるわけではなく、大量の伸びたような麺を前にすると戦闘意欲が無くなるのも事実で、肉などの具を入れるとか、誰かとシェアするとか何らかの工夫が欲しくなる。味付けそのものは割と穏やかで、嫌な味や香りはしなかった。
国名 | ドイツ |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 2008 3014(Private Code) |
会社名 | Lidl Stiftung & Co. KG. |
製品名 | Instant Noodles Barbecue Beef Flavour(スウェーデンで入手、製造は中国) |
謳い文句 | |
調理方法 | ゆで3分/電子レンジ2.5分@850W |
質量 | Net108g |
熱量 | 259kcal (1085kJ) |
Na(麺具+汁) | 〜g(食塩相当量1.17g) |
付属品 | 粉末スープ |
ノンフライ麺 | × |
汁なし麺 | × |
麺 | 水分をたくさん吸って伸びたような印象、コシは弱く噛み切り感も単調、量は大盛り |
汁・ソース | 醤油がベースのタレで焼いた焼肉風味、味や香りに嫌味は無い、辛い刺激も無く単調 |
具・その他 | たっぷり汁を絡めて食べる日本のラーメンとは別物、具をたくさん入れて食べるべき |
総合評価 | ★☆1.5 |
試食日 | 2018/08/15 |
賞味期限 | 2018/09/06 |
入手方法 | Ueda駐在員様よりいただく |
税込購入価格 |
はじめまして。
いつも動画を楽しく見させてもらってます。
リクエストなのですが
「農心 감자면(カムジャ麺)」
をレビューお願いいたします。
以上、ご検討の程宜しくお願い致します。
リクエストありがとうございます。カムジャ麺はこのブログを始める前の、No.3492(2006年11月)およびNo.3781(2008年1月、パッケージ違い)で試食していますね。その時からもう十年以上経っているので、近々採り上げてみたいと思います。
http://i-ramen.net/index/old/diary0611.html#3492
http://i-ramen.net/index/old/diary0801.html#3781