No.6262はタイの味の素、YumYum Jumbo Yentafo Tom Yum Flavour。タイ国内向けYumYum Jumboにはパッケージに女性の顔が描かれた製品が六種類あり、今回の試食で完全制覇を達成した!このシリーズを最初に入手したのは2011年初頭のことで、2009年までは趣の違うパッケージだったから、この間に始まったんだな。
YumYum Jumbo 顔シリーズコンプ、栄光の軌跡
今回のイエンタフォ味はタイ以外の国では普遍性に欠けるためか海外には全然出回っていないようで、4月のタイ遠征でようやく遭遇することが出来たもの。顔の表情は微笑みが愛らしいこのイエンタフォ味が一番魅力的に感じる。何故か頬にハートマークがついているし。
私は前回No.6261のMaruchan Ramenとか、No.6257の大黒マイフレンドビック等、いくつかの興味のある製品シリーズについては全種類を漏らさず集めることを目標とし、これを即席麺活動を行う上での励みにしている。なので完遂の暁として上記の集合写真のように収集の軌跡を掲げることは、まさに至上の歓びといえるのだ。
YumYum Jumboをタイ語で書くとยำยำ จัมโบ้。タイに昔からある言葉ではなく英語の読みをタイ文字に当てはめたものらしい。タイの一般的な袋麺の質量が55~60gであるのに対し、67~70gの大盛りでガッツリ食べられる、ということなのだが日本の即席麺が100g近辺であることを考えるとかなり小ぶりなもの。タイは店舗で食べても一回当たりの食事の量が少なく(そのかわり回数が多い)、これはもう食習慣の違いなのだろう。
食べてみて、スープは濃いピンク色。イエンタフォは豆腐を紅麹で発酵させた、いわば臭豆腐であるが、台湾の屋台で出ているような臭豆腐のような強い匂いは全然無く、遥かに穏やかなもの。今回の品もひと言でいえば甘塩辛いもので、発酵臭とか酸味は殆ど感じない。
たぶんイエンタフォのうま味に塩と砂糖を足して、それだけだと寝ぼけた味になってしまうので唐辛子で喝を入れた、という構図かな。正直言ってスープの色以外に話題性というか人目を惹くキャッチーな部分が少なく、あまり海外で受ける味とは言い難い。
でもイエンタフォの麺料理を繰り返し食べていくうちに、だんだん良くなっていく、かもしれない。現地の店舗で食べると海鮮や揚げ物の具が入っていて、これが結構合うんだよ。
国名 | タイ |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 8 850250 004486 |
会社名 | Ajinomoto |
製品名 | YumYum Jumbo Yentafo Tom Yum Flavour |
謳い文句 | |
調理方法 | ゆで2〜3分/丼お湯入れ3分/電子レンジ5〜6分(水から) |
質量 | Net67g |
熱量 | 300kcal (1256kJ) |
Na | 1.5g |
付属品 | 粉末スープ、調味油 |
ノンフライ麺 | × |
汁なし麺 | × |
麺 | 細い角断面で輪郭は明確、ゴワゴワした舌触り、噛み切り感は小気味好い、香ばしい |
汁・ソース | 濃いピンク色、砂糖の甘さ、唐辛子が強い、蛋白質を発酵させた旨味、海鮮系の旨味 |
具・その他 | 辛い割に焦点がぼけたようなまろやかな味、見た目は派手だが味はじわじわくるもの |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2018/07/03 |
賞味期限 | 2018/08/10 |
入手方法 | 2018/04/25 伊勢丹(Thailand) |
税込購入価格 | 6.0 THB |