No.6240は韓国の三養食品、カルボ プルダックポックンミョン。ハングルで書くと삼양식품、까르보 불닭볶음면となる。カルボナーラ風の火(=辛い)鶏炒め麺という意味。
鶏さんのイラストが印象的で超激辛を売りにする三養のプルダックシリーズは韓国だけでなく世界中で大ヒット商品となり、今回の品はタイで購入したもの。タイ製即席麺の8~9倍という高額ながらどこのスーパーやコンビニできちんと売り場を確保している。その代償として?前回(2011年)タイに来た時に比べて同じ韓国の農心辛ラーメンの存在感が薄くなったように感じたな。
このカルボナーラ味はプルダックシリーズの生産10億個を記念した期間限定品。春頃の発売で、まだ日本でも買えるみたい。
いちごみるくを連想されるような淡いピンク色のパッケージは激辛とは無縁のように感じられ、随所にラブリーなハートマークがあしらわれる。これなら甘くてスイ―ティなんじゃないかと思ってしまいそう。
しかし、人間は失敗から学習するものである。過去No.5904にてチーズプルダックポックンミョンを試食しており、黄色くて乳臭そうなパッケージであってもなかなか侮れない辛さが少し遅れてやってくるのを体験済み。今回も身構えて試食に臨もう。
※過去このシリーズはNo.5601、No.5904、No,5908で試食をしており何れも製品名をブ(bu)ルダックボ(bo)ックンミョンと表記していたが、現地版のTVCFとかを見ると濁点ではなく半濁点の発音をしているようなので、今回から「ぷ(pu)」「ぽ(po)」表記に変えます。
このシリーズ、麺の湯切りをする時に「大さじ8杯分を残して」という指示があるのだがちょっと分かりにくい。もうちょいなんとかならんのかなあ。
食べてみて、とても甘くてミルキー。でもあまりカルボナーラとか生クリームっぽい感じではない。でもあんまし辛くはないじゃん・・・と思っていたら、10秒ぐらい遅れてじわじわ~っと、そして強力な辛さがやって来た!
とはいえ、上述の他のブルダックシリーズと比べて辛さの絶対値は弱く感じられ、更にミルキーさで尖がった部分が抑えられている印象。勿論激辛の領域には入る製品だが、辛いもの好きの人であればあまり構える必要は無いだろう。
辛さ以外で、麺はとっても太い長方形断面。密度とか重量感が高い。うま味や香り、脂っぽさはみな控えめ。正直なところ製品のバランスとしてはややちぐはぐな印象を持った。まあ期間限定のお祭り商品だと思えばこれでいいとも思う。
国名 | 韓国 |
ジャンル | 袋汁なし麺 |
EANコード | 8 801073 113770 |
会社名 | 三養食品 |
製品名 | カルボ プルダックポックンミョン |
謳い文句 | |
調理方法 | ゆで5分お湯切り(少し残す) |
質量 | Net130g |
熱量 | 540kcal (2261kJ) |
Na | 1.32g |
付属品 | 液体ソース、粉末ソース |
ノンフライ麺 | × |
汁なし麺 | ○ |
麺 | とても太い長方形断面で縮れが強くずっしりくる重量感、もちもちした弾力感と粘り |
汁・ソース | かなり甘くてミルキーだがカルボナーラとは違う印象、少し遅れて激辛がやって来る |
具・その他 | うま味や香ばしさ脂っぽさは控えめで薄味、面白いけれどややまとまりに欠ける印象 |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2018/05/31 |
賞味期限 | 2018/07/29 |
入手方法 | 2018/04/25 Gourmet Market(Thaoland) |
税込購入価格 | 48.0 THB |