No.6217はまるか食品、ピーヤング 麻婆春雨。ピーヤングといえばNo.6116で(ただの無印)春雨を紹介しており、あれはちょっぴり中華風の塩味であったが、今回は麻婆と銘打っており一段と中華風を推し進めたものと思われる。
しかし、麻婆春雨といえば1981年11月に誕生した永谷園という巨人がおり(ぶらぶら社員の開発秘話)、この味が全日本国民の舌に深く刷り込まれているものと考えられる。製品の形態は違えども同じ製品名を名乗る者として、どのような独自性を持っているのか興味津々である。
まあピーヤングなんてブランドは気まぐれに出来たものかと思っていたので続編が出ただけでもビックリしたのが正直なところ。この調子で第三弾も出して欲しいな(※)。
私が律儀な性格なこともあり、パッケージの一番目立つところに馴染みの紺色暖簾に「やきそば」という黄文字がデカデカと陣取っているのはどうも抵抗感があるなあ。そこは「はるさめ」じゃないのか?って。
でもこれがあるからペヤングの仲間だって事が一目で認知できるから変える訳にはいかないのかな。この暖簾が一つの強力なブランドなんだね。
食べてみて、春雨麺自体は前作と同じ印象。ソースはラー油の辛さが心地良い。でも豆板醤やオイスターソースの香りは薄めで、あまり深みのある味ではないと感じた。具もあまり存在感が無い。
永谷園の麻婆春雨を思い出すと、あちらはジューシーで重厚、これ一品あればごはんがススムくんになるのだが、今回の品は線が細い印象であり単品で完結する感じ、ご飯のおかずにはあまり適さないと思う。まあこれはカップ麺という形態だから当然かもしれない。
※第三弾も出して欲しいな、なんて書いたけど、既に三月の末にパッタイ味の「タイ風春雨」なんてのが出てたんだ。買わなくちゃ。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップ春雨 |
EANコード | 4 902885 004660 |
会社名 | まるか食品 |
製品名 | ピーヤング 麻婆春雨 |
謳い文句 | ピリ辛がクセになる |
調理方法 | 熱湯3分お湯切り |
質量 | Net64/麺40g |
熱量 | 222kcal (929kJ) |
Na | 1.0g(食塩相当量2.5g) |
付属品 | 液体ソース、かやく(鶏豚味付ひき肉・ねぎ・赤ピーマン) |
ノンフライ麺 | ○ |
汁なし麺 | × |
麺 | 細くて透明、歯応えは柔らかめで弾力感は強い、自己主張は弱い、麺同士がひっつく |
汁・ソース | ラー油の辛さが心地良いが、豆板醤等の麻婆らしさは弱く深みに欠ける、軽い印象 |
具・その他 | 具は存在感が薄い、永谷園と比べて線が細い味、自己完結型でご飯のおかずには不適 |
総合評価 | ★★2 |
試食日 | 2018/04/22 |
賞味期限 | 2018/07/10 |
入手方法 | 2018/03/28 コーナン |
税込購入価格 | 203 JPY |