No.6211は国分グループ本社、Tabete だし麺 北海道産帆立貝柱だし塩ラーメン。国分といえばK&K、国分株式会社として長いことやってきたが、2016年1月に大規模な組織変更とともに社名を「国分グループ本社」とちょっと長ったらしいものに変更した。
それまでの国分時代の即席麺は同じTabeteブランドながら「ひる麺」シリーズで展開してきたのだが、社名変更とほぼ同時期にこの「だし麺」シリーズに入れ替わった。まあ心機一転というところなのだろうか。
しかし昔の「ひる麺」シリーズにも「北海道産 ホタテ貝柱だし塩ラーメン」という製品があった模様(未試食)。なんだいホタテが漢字になっただけじゃんか。
スペックを比較すると、質量は同じでエネルギーやナトリウム量が微妙に違うが、僅かな数値の変更はよくあることなので、基本構成はひる麺シリーズから引き継いでいるものだと想像する。
しかし製品特長の説明文を読むと、ひる麺は「生麺を約3日じっくりと時間をかけて熟成と乾燥をさせました」とあるのに、今回のだし麺は「生麺を約2日じっくりと時間をかけて熟成と乾燥をさせました」と、一日短縮されているのが面白い。時短でコストダウンかな?それとも「約」がついているからどちらも同じだったりして。
食べてみて、スープが!帆立貝柱水煮の缶詰に詰まってる汁の味がする。かなり甘いけど嫌味ではなくいい感じ。さっすがはK&Kの缶詰の国分だね~。
と感心して、念のために調べたら現在の国分グループ本社は帆立貝柱水煮の缶詰を販売していないんだ。有名なのはマルハやアケボノ、ニッスイあたり。国分が持っているのは酒の肴用にスモークしたものだけ。褒めて損したな。
麺は今まで試食しただし麺より細いけれど、香りや歯応えはとてもよい。ラーメンとしての完成度はとても高いと思った。但しスープはかなり甘いので、連食すると飽きるかもしれない。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 4 901592 913425 |
会社名 | 国分グループ本社 |
製品名 | Tabete だし麺 北海道産帆立貝柱だし塩ラーメン |
謳い文句 | 熟成乾燥麺使用 三大地鶏の一つ、北海道産の帆立貝柱のみをじっくり煮出して「だし」をとりました。 |
調理方法 | ゆで4.5分 |
質量 | Net112/麺70g |
熱量 | 319kcal (1336kJ) |
Na | 2.5g |
付属品 | 液体スープ |
ノンフライ麺 | ○ |
汁なし麺 | × |
麺 | だし麺シリーズの中でも細い角断面、柔らかめだが歯応えはきちんとあり香りも良い |
汁・ソース | 透明感がありかなり甘い、帆立の缶詰の汁を大量に入れたような味と香り、刺激なし |
具・その他 | 脂っ気は一切無くさっぱり、帆立にどっぷり浸りたい人へ、ただ連食すると飽きそう |
総合評価 | ★★★☆3.5 |
試食日 | 2018/04/16 |
賞味期限 | 2018/08/02 |
入手方法 | 2018/02/07 相鉄ローゼン |
税込購入価格 | 150 JPY |