No.6102は東洋水産、マルちゃん 紺のきつねそば 東向け。2002年10月の発売で丁度15歳、赤いきつねや緑のたぬきはそれぞれ1978、1980年登場なのでそれらよりも随分と時間を空けての登場である。
i-ramen.netでは2002年の発売当初にNo.2435で試食をしており、パッケージを持っているが、現在のパッケージと比べて紺色の使用面積が狭く、「紺」という名前を生かし切れていなかったように思えた。現在は「きつね」文字が紺色地の白抜き文字で、赤いきつねファミリーらしいデザインになっている。
うどんと蕎麦、それに天ぷらと油揚げの組合せでは他に「天ぷらそば」があり得るのだが、マルちゃんはレギュラー製品としてこの構成の製品を持っておらず、専ら期間限定のイベント製品として使ってくる。ライバルのどん兵衛がレギュラー製品として天ぷらそばを複数種類擁しているのと比べるとちょっと寂しいな。
油揚げの大きさは膨潤後で10x8cmの巨大サイズ。No.6101のどん兵衛きつねうどんとほぼ同じ大きさだが、カップの内径はマルちゃん系の方が微妙に小さいので、より「覆われている感」が強い。一方で厚みはどん兵衛よりも薄く、ふくよかさでは負けてしまうのだが反面引き締まった感じがある。
紺のきつねそばは発売当初から油揚げの他に味付豚肉も入っているのが特徴。これはなかなか効果的なのだが量は少なくちょっと物足りないぐらい。まああくまで主役は油揚げだ!という具材の優先順位が付けられているのであろう。
赤いきつねと緑のたぬきの二大看板の陰に隠れてしまい、この紺のきつねは存在感が希薄であるが、中身は何ら遜色のないものだと思う。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップそば |
EANコード | 4 901990 529211 |
会社名 | 東洋水産 |
製品名 | マルちゃん 紺のきつねそば 東向け |
謳い文句 | ふっくらお揚げにのどごしのよい麺 |
調理方法 | 熱湯3分 |
質量 | Net89/麺65g |
熱量 | 394kcal (1650kJ) |
Na(麺具+汁) | 0.7+1.3g(食塩相当量1.8+3.3g) |
付属品 | 粉末スープ(ネキ入り)。かやく(味付油揚げ、味付豚肉)は混込済 |
ノンフライ麺 | × |
汁なし麺 | × |
麺 | 角断面で軽い食感、生麺に近付こうとはせずカップそば麺っぽさを追求している印象 |
汁・ソース | 緑のたぬきに近い印象だが、味付豚肉があるせいか甘さは控えめ、辛い刺激は無い |
具・その他 | 油揚げはどん兵衛とほぼ同じ10x8cmだがより引き締まっている、豚肉は主役ではない |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2017/09/28 |
賞味期限 | 2018/01/08 |
入手方法 | 2017/09/06 クリエイトSD |
税込購入価格 | 149 JPY |