No.6002は日清食品、日清のどん兵衛 すき焼き 肉汁の旨みたっぷりすき焼き風うどん。No.5986カップヌードル 抹茶仕立てのシーフード味と同じ「じゃぱん♥ぬーどるず」シリーズの一員。
私が生まれた時から我が家のすき焼きは醤油・砂糖・ダシ・酒を入れた汁に各種具材を入れて煮込む鍋料理のようなものだったので、結構な歳になってから初めて関西風の「焼く」スタイルのすき焼きに出会ったときはえらく驚いた。で、ウチでは食べる中盤を過ぎた頃にうどんを投入するのが慣わしであったので、すき焼き+うどんという組み合わせはとても自然なものに感じる。すき焼きの肉は地域によっては鶏だったり豚だったりすることがあるようだが、私は絶対にウシでなけりゃ!と思っている。で、この製品はなんたって日清食品だからカップ麺といえども牛肉をふんだんに奢っているだろうと思ったら、フタの縁に「※肉様のかやくは大豆を主原料にしています(大豆ビーフ)」との文言がぁぁぁ・・・
海外の即席麺(袋もカップも)ではかやくに肉を模した大豆蛋白質が入っているケースが結構あり、その殆どは「こんなもん邪魔で何の役にも立たん!」と思える代物であったので、ちょっと嫌な予感がした。
食べてみて、まあ大抵の海外品よりはずっと良いけどやはりまだ発展途上という印象。舌触りや食感は結構リアルな肉に近いし、濃い味が付いているから知らずに食べたら本物の肉だと思うかもしれんけども香りとか力強さが足りない。ダイエット用途ならこれでもいいんだけどね。
ちなみに今まで食べた海外即席麺の人造肉でズバ抜けて凄いと思ったのは、2011年6月に試食したNo.4628天恩食品(台湾)、佛跳牆という製品でこれは本当にレトルトの肉を上回るぐらいの有難味を感じたものだ。
※佛跳牆(ぶっとうちょう)とは、あまりのいい匂いに修行中のお坊さんが柵を飛び越えてやって来る、といわれる中華スープのこと
国名 | 日本 |
ジャンル | カップうどん |
EANコード | 4 902105 241127 |
会社名 | 日清食品 |
製品名 | 日清のどん兵衛 すき焼き 肉汁の旨みたっぷりすき焼き風うどん |
謳い文句 | じゃぱん♥ぬーどるず |
調理方法 | 熱湯5分 |
質量 | Net99/麺66g |
熱量 | 383kcal (1604kJ) |
Na(麺具+汁) | 0.7+1.7g(食塩相当量1.8+4.3g) |
付属品 | 液体スープ、かやく(大豆たん白加工品・人参・ねぎ) |
ノンフライ麺 | × |
汁なし麺 | × |
麺 | 太く優しい口当たり、やや気泡感があるがもっちりして密度が高そう、重量感がある |
汁・ソース | 割下を連想させる強い甘さ、飲み干す気にならない、複雑だがしつこい、刺激は弱い |
具・その他 | 人造肉は食感がリアルだし味が濃いが香りや力感に欠ける、強いけれど物足りない味 |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2017/04/18 |
賞味期限 | 2017/07/01 |
入手方法 | 2017/01/25 相鉄ローゼン |
税込購入価格 | 150 JPY |