No.5919は韓国の農心(농심)、チンチャチンチャ。ハングル表記では진짜진짜。農心のWebサイトにはハングルの他に日本語・英語・中国語のページがあり、中国語だけは表意文字で「真的真的」という名称になっている。製品名の意味としては「マジで本当」みたいな感じかな。
「激辛唐辛子の刺激的でピリッとした辛さ」だそうだが、それを言ったら韓国の即席麺の殆どが当てはまってしまうではないか。既にブランドを確立した辛ラーメンと何がどう違うのかが気になるところ。農心のサイトには公式のアナウンスが無いものの、Webで調べたらこの製品の辛さの指標スコヴィル値は4,000SHU、辛ラーメンは2,700SHUとの記述を見つけた。得体の知れない情報だから信憑性は「?」だけど、事実だとしたらかなりのレベルだな。食べてみて、激辛なのは間違えないが、辛ラーメンとは辛さの質が違うね。よく言えばスピード感がある軽快な辛さ、悪く言えば存在感が弱く軽薄な辛さという感じ。比較すると辛ラーメンの方が重厚な印象。この重い軽いの違いはスープだけでなく麺も同様で、かなりキャラクターが異なる製品である。私の好みとしては辛ラーメンの方がいいな。
国名 | 韓国 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 8 801043 017916 |
会社名 | 農心 |
製品名 | チンチャチンチャ Jinjja Jinjja 진짜진짜 |
謳い文句 | |
調理方法 | ゆで3分 |
質量 | Net116g |
熱量 | 495kcal (2072kJ) |
Na | 1.79g |
付属品 | 粉末スープ(ごま入り)、かやく(玉子・ねぎ・唐辛子) |
ノンフライ麺 | × |
汁なし麺 | × |
麺 | 中太の角断面、韓国の即席麺としてはボリューム感に乏しい、粘りや重量感が希薄 |
汁・ソース | 軽くてスピード感のある激辛、辛ラーメンとは違い豚肉ベース、旨みや甘さが人工的 |
具・その他 | 全体的にスッキリした印象、隙間を感じる味、辛ラーメンとはかなり印象が違う製品 |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2016/12/14 |
賞味期限 | 2017/04/02 |
入手方法 | 2016/11/11 ソウル市場 |
税込購入価格 | 135 JPY |