No.6809はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 信州味噌®ラーメン。店頭でたまたま遭遇し、凄麺にこんなのあったかな?と思い購入。調べてみたら今年の8月に出た新製品だったんだ。信州麺友会の推奨を受けており、付属の七味唐辛子は根元八幡屋磯五郎。色々な看板を付けている。
▲信州味噌®
フタやカップにある製品名をはじめ、フタの裏に書かれた文章等で「信州味噌」の後ろに微小な「®」が記されていることに気が付いた。そうか、信州味噌は登録商標であり、この名称を勝手に使って商売をしたらクレームが付いちゃうんだ。調べてみたら長野県味噌工業協同組合が所有する団体商標らしい。さらに長野県味噌工業協同組合連合会というのもあって、ああ難しい。
食べてみて、堂々とした味。誰がいつ何処でどういう状況で食べようとも、安定して高い満足感を得られるだろう。重心が低いというか、インピーダンスが低いというか、ロバスト性が高いとでもいうか。その上で適度な装飾的華やかさもある。凄麺の味噌に外れ無し。
麺はやや太めの扁平断面で表面は滑らか。硬くは無いが粘りと芯があり、しっかりした食感。香りも良く、きちんと自己主張をする麺である。強いて難癖をつけるならば均一すぎて機械的というか工業生産品であることを意識されられるが、まあこれは即席麺がそもそもそういうものなので、しょうがないことでもある。
スープは薄めの茶色で、若干のミルキーさを感じる。塩分をはじめ全体的に強い味ではあるが、意外に明るく開放的で、うま味や香りでのおもてなしに富み、たっぷりの充足感を得られる。
七味唐辛子は辛い刺激よりも、香りで華やかさの演出に寄与している。鶏の肉団子は大きくて効果的。ぶなしめじは香りは良いがいかんせん少なくて存在感は弱い。野沢菜は結構塩辛い。
信州味噌への私の勝手な先入観から、厳格で遊びの無い味を想像していたが、実際は意外に社交的で門戸の広い製品であった。それでいてどっしりした安定感もあり、食べてよかったという気持ちになれた。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | 4 903088 014920 |
会社名 | ヤマダイ |
製品名 | ニュータッチ凄麺 信州味噌®ラーメン |
謳い文句 | 香り豊かな信州味噌を使用 長野県産野沢菜・ぶなしめじ入り |
調理方法 | 熱湯5分 |
質量 | Net121/麺65g |
熱量 | 412kcal (1725kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量1.9+5.7g) |
付属品 | 液体スープ、かやく(鶏肉団子・味付野沢菜・ぶなしめじ)、七味唐辛子 |
ノンフライ麺 | ○ |
湯切り | 不要 |
麺 | 太めの扁平断面で滑らか、硬くはないが粘りと芯がある、香りも良く自己主張がある |
汁・ソース | 薄い茶色でミルキー、強い味だが開放的、旨味や香りの充足感大、おもてなしに富む |
具・その他 | 唐辛子は華やか、肉は大きく効果的、ぶなしめじは少量、野沢菜は塩辛い、安定感大 |
総合評価 | ★★★☆3.5 |
試食日 | 2020/11/07 |
賞味期限 | 2021/02/17 |
入手方法 | 2020/09/16 やまか |
税込購入価格 | 204 JPY |