No.6077はインドネシアのIndofood、Indomie Green Chili Fried Noodles。バーレーンで入手した頂き物で、インドネシアで製造した中東向け輸出仕様。パッケージにアラビア文字が躍っていると妙にワクワクして胸がときめくよ、コレクター冥利に尽きるねえ。
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この製品、実はインドネシア国内向けの同じ製品(Indomie Mi Goreng Rasa Cabe Ijo)を2015年4月にNo.5539で試食している。バーコード数字も同じ0 89686 01071 8(Indofood社はEANではなくUPCを使う)なのでパッケージの印刷だけを中東向けに替えたモノかと思い当初i-ramen.netの試食記では取り扱わないつもりでいた(ウチは短期間に同じ製品を繰り返して食べた場合は記事として取り扱わない)。しかし!開封して驚いた!小袋の構成がインドネシア国内向けとは違うではないか。下はNo.5539のインドネシア国内向け、調味油が付いている。慌てて質量や栄養成分の数値を確認すると、調味油が無い分中東向けは全ての数値が少し低い。製品としては別物なんだ(No.5539の試食後にインドネシア版が仕様変更した様子は無い)。通常は中身が異なる場合はバーコードの数字も変えるんだけどね。Indofoodがエリア間で製品を混在させないよう市場をコントロールできるという自信の表れかな。
何故わざわざ中東向けは製品仕様を変えたのだろう?わたしは、暑い地方で長期間店頭に晒された場合の油の酸化を懸念したのではないだろうか、と邪推する。とはいえ食べてみて、No.5539インドネシア向けの製品と殆ど変わらない印象。同時に比較して食べれば違いが判るのかもしれないが。とにかく、青唐辛子の爽やかな刺激が心地よい焼そば(のようなもの)。この味好き、おいしい!
国名 | インドネシア |
ジャンル | 袋汁なし麺 |
EANコード | 0 89686 01071 8(UPC) |
会社名 | Indofood |
製品名 | Indomie Green Chili Fried Noodles (Mid-East Version) |
謳い文句 | Mi Goreng Rasa Cabe Ijo |
調理方法 | ゆで3分お湯切り/電子レンジ5分お湯切り |
質量 | Net80g |
熱量 | 399kcal (1671kJ) |
Na | 0.8g |
付属品 | 液体ソース、粉末ソース |
ノンフライ麺 | × |
汁なし麺 | ○ |
麺 | 中太の角断面、舌触りは滑らかで適度な粘りあり、汁なし麺の麺として存在感が高い |
汁・ソース | 青唐辛子の辛さとミント系の香りが爽やかな刺激、旨味はやや人工的、塩焼きそば的 |
具・その他 | 柑橘系酸味が合いそう、インドネシア仕様の調味油が省略されているが味はほぼ同一 |
総合評価 | ★★★3 |
試食日 | 2017/08/13 |
賞味期限 | 2017/09/14 |
入手方法 | 2017/07/28 Okada様よりいただく(バーレーンで入手) |
税込購入価格 |