No.6702はイタリアのStar、Saikebon Noodles Yakisoba Pollo。鶏肉味の焼そばである。日本の焼そばだと主にソースや塩味など主たる調味料による分類が一般的だが、欧米の即席焼そばでは畜肉や魚介の種類で分類されることが多い模様。
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No.6696 Saikebon (Italy) Noodles Pollo
No.6696はイタリアのStar、Saikebon Noodles Pollo。欧州で最近流行りはじめてきた、スープが極端に少ない袋麺でチキン味。
最近この場で何度も書いていることだが、即席麺分野においてはイタリアStar社のSaikebonとスペインGallina Blanca社のYatekomoは兄弟関係(Star社が弟)にあり、双方の親がポーランドの味の素でOyakataブランドを展開している。それぞれは古くからある総合食品メーカであり即席麺以外では独自にビジネスを展開している。ポーランド味の素の即席麺事業はまだ20年程度であるが、欧州でMaggi、Nissinに次ぐ程度の存在感は持っている。
No.6691 Maggi (Italy) Noodles Gusto Curry
No.6691はイタリアのNestlé Italiana、Maggi Noodles Gusto Curry。Nestlé Italianaはあくまで輸入販社であり製造国は明記されていないが恐らくウクライナだろう。最近ウチが注目している欧州で人気急上昇中の、少ないお湯で煮込むほぼ汁なしラーメン。
このイタリア向けMaggiの製品のみ、麺をゆでる前に大さじ一杯の油を入れる指示がある(スペイン向けのMaggiではこのような指示は無い)。当初その目的が香り付けとか食感の潤い等の、質感アップのためかと推測していたが、他の製品を食べていくうちに、これは麺が鍋へ焦げ付くことを防ぐためではないかと思えてきたよ。
No.6686 Sailebon (Italy) Noodles Manzo (Beef)
No.6686はイタリアのStar、Sailebon Noodles Manzo。最近ウチが注目している、欧州で流行りの少ないお湯(今回の品は150ml)で作るほぼ汁なし麺。牛肉味である。
Saikebonってな末尾が「ボン」で終わる固有名詞を聞くと脳内で勝手に「♪ぼんぼん ばかぼん さいけぼん♪」なんて唄が再生されてしまうのだ(歳がバレるな)。でも昔Saikebonを紹介した時にYouTubeへのコメントでイタリア人が、この名はイタリア語の「Sai che buono?(=Do you know how tasty is it?/美味しいですか?」から来た言葉だよ、と教えてくれた。にゃ~るほど!
No.6659 Maggi (Italy) Noodles Gusto Pollo
No.6659はイタリアのNestlé、Maggi Noodles Gusto Pollo。チキン味で製造はウクライナ。No.6576で姉妹品のCurcuma e Zenzero (ウコンと生姜味)を紹介しており、この時は作っても食べてもとても新鮮な驚きがあった。
なにしろ鍋で沸かすお湯の量は僅か200ml、そして麺を茹でる前に粉末スープと油を小さじ一杯(1tsp)を入れる指示がある。麺を三分茹でるとほとんどスープを吸収してしまい、汁なし麺か焼そばのような状態になっている。食べるとまさに味付け麺になっているのだが、決して悪くない。だけどもこれってほぼ焼そばじゃん、とも思うのだけれど、イタリアのNestleは別途焼そばも持っている。