カテゴリー別アーカイブ: 50海外のカップ麺

No.7410 統一企業 (Taiwan) 滿漢大餐 紅燒牛肉麵 [碗]

No.7410は台湾の統一企業、滿漢大餐 紅燒牛肉麵 [碗]。最近は台湾で仕入れた製品の紹介が多いが、今回の品は訪台以前に日本で売られているもののいただき物。統一企業にしてみれば輸出仕様なので英文が併記してあり、また台湾国内で「珍味」牛肉麵という製品名が「紅燒」に代えられている。珍味と言うと日本ではゲテ物といったネガティブな意味も持ってしまうからかな?

滿漢大餐は1983年発売のレトルト肉塊付き即席麺。私が1989年に仕事で訪台した際に個人的土産として滿漢大餐の袋版を買ったのだが、ゴロゴロした大きな肉塊に感激。これをキッカケとして海外製即席麺の収集に火が点いた、記念碑的なブランドなのである。(当時はまだ食べた製品の全てを記録する習慣が無かったため、残念ながらその時の写真や試食記は残されていない)

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No.7395 日清食品 (Hong Kong) 屯京拉麺 魚豚湯味

No.7395は香港の日清食品、屯京(とんちん)拉麺 魚豚湯味。製造はタイの日清食品で台湾専売品。とんたんちんではない。

詳しく説明すると、日本の実在ラーメン店「屯ちん」が台湾で屯京拉麺という名で出店して好評を博し、この味をカップ麺で商品化することを香港の日清食品が企画し、生産をタイの日清食品に委託、これを台湾の正暉(Falken)が輸入販売するもの。

日清は台湾に直轄の拠点を持っておらず、今まで訪台時に海外生産を含む日清製品を(日本人向け食材店を除き)見ることは稀だったが、今回の訪台では日本・香港・タイ製の日清ブランド製品を一般のスーパー等でもよく見掛けた。近い将来日清が直接進出する予兆かも?

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No.7394 味丹企業 (Taiwan) 味味麵 精燉肉燥味 超值椀

No.7394は台湾の味丹企業、味味麵 精燉肉燥味 超值椀。同社のサイトで味味麵は袋麺しか情報が載っていないのだが、実際に台湾へ行ってみるとカップ版も売られていた。更にカップ版には通常版の他に今回紹介する「超值椀」、言ってしまえば廉価版も存在している。価格は19 TWD、換算で約88円。台湾のカップ麺としては最も安い部類である。

普通版のデータはきちんと記録していないが確か30TWD超え、大きさにも差があり、たぶん具の内容も違う。対して今回の超值椀(廉価版)はカップの印刷が他製品と共用する汎用品で、作り方と会社の情報しか書かれていない。製品固有のデータはフタに細かな字で書かれている。

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No.7388 Unox (Nederland) Good Pasta Romige Kaassaus

No.7388はオランダのUnilever Nederland、Unox Good Pasta Romige Kaassaus。クリーミーチーズソース味のパスタ。説明書きのなかにFusilli(フジッリ)という単語が出てくるので、いわゆるくるくるパスタだろう。

最近のUnoxブランド製品は丼を横から見たシルエットに白文字を入れるグラフィックを使っており、一瞬「これ日清食品か?」と思ってしまうよ。今回の品は丼が薄緑基調だからまだいいけど、赤基調の製品だと結構なリアリティが出てしまう。まあ厳密に見ると底の部分が円弧のままの日清マークに対し、こちらは平らな部分があるのが相違点である。

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No.7381 Apollo (Mauritius) dan Bol Instant Noodles Shrimp Flavour

No.7381はモーリシャスのT&T International Foods、Apollo dan Bol Instant Noodles Shrimp Flavour。フランスで購入した品のいただき物。英仏語併記。

モーリシャスと聞いて即座に場所が浮かぶ人はそう多くはないのではないか?私もカップ側面の製造国表記を見て「は?」と戸惑った。南アフリカの東、マダガスカルのさらに東の小島。単なる販売だけで製造は中国とかに委託したのか?という考えがよぎったが、Product of Mauritiusと明記してあるし、住所から衛星写真を見るとちゃんと製造プラントらしき建物がある。いや~珍品中の珍品だよ!

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No.7364 Nissin Foods Kft. (Hungary) Cup Noodles Hot Chili Spicy

No.7364はハンガリーのNissin Foods Kft.、Cup Noodles Hot Chili Spicy Roasted Sesame Soup。オランダで入手したもののいただき物。欧州の日清製品は仕向地毎による味の違いは無いと思うのだが、キャッチコピーの印刷が少しずつ違い、今回の品はドイツとその近隣諸国向け。説明書きは独・仏・蘭・波の四か国語併記。

ハンガリー日清のサイトから欧州の各国に特化したページに飛べるのだが、ほんのつい最近までイタリアなんて無かった筈なのに今見たら出来ていた。拠点を作って本格的に進出するのかな!?ここはNestlé/Maggiと味の素/Starが強いはず。

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No.7354 Kailo Brand (France) Nouilles Instantanées Saveur Champignon

No.7354はフランスのCentral Asia Pacific、Kailo Brand Nouilles Instantanées Saveur Champignon。中国製。英語表記はMushroom Flavourできのこ風味。調理例写真には椎茸の姿がある。中国語の品名にある香菇も椎茸を指す。山珍面は山の珍味の麺、といったところかな?

Kailo Brandのカップ麺紹介は今回が五度目で最後。賞味期限は10月末なのでまだ余裕だが、頂いたのは昨年8月で一年以上が経っている。海外モノの賞味期限の基準は国や企業によりバラバラなので、国産品(製造から一律半年)とは違う扱いをするべきかな?

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No.7342 食族人 (China) 麻辣爆肚粉 (春雨スープ)

No.7342は中国の河南食族人食品科技、食族人 麻辣爆肚粉。辛い(牛の)内臓味春雨、という感じかな?日本の製品ではあり得ないようなインパクトの強いパッケージと味である。

▲No.6657食族人 私房牛肉面(2019年購入)
こちらはノンフライの小麦麺、味は意外に堅実

同社の製品はかつてNo.6657で私房牛肉面を紹介している。これは豪州のアジア食材店で遭遇し、今回の品以上に荒々しいパッケージに惹かれて購入した。こんな製品は絶対に日本に入ってこないよなー、と思ったものだが、今では日本語化されて国内で入手できる。いい時代になったものだ。

▲中身はこんな感じで小袋が六包。
小袋に大きな字で「醤」とか「粉」とか書いてあるのは漢字圏の人間には有難いが、もうちょい集約できないかな?
(右端の胡麻ペースト以外は先入れ)

さほど大きなカップではないのだが、中には春雨の他に調味料の小袋が六包+折り畳みフォークがぎゅうぎゅうに詰め込まれている。作るのが面倒くさそうだな。

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No.7335 Unox (Nederland) Good Noodles Chili (Cup)

No.7335はオランダのUnilever Nederland、Unox Good Noodles Chili (Cup)。ここの即席ラーメンは昔から袋もカップも全製品が青基調のパッケージである(即席パスタは薄緑色)。正直あまり食欲を喚起させる色だとは言えないのだが、一目でUnoxのラーメンであることを認識できる効果はある。

背景色同様あまり美味しそうに見えない調理例写真は箸ではなくフォークで麺をすくい上げている。このことからアジアっぽさを売りにした製品ではなく、あくまで欧州の食べ物として企画されたものなのだろう。

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No.7329 Intermarché (France) Itinéraire des Saveurs Cup Nouilles Saveur Bœuf

No.7329はフランスのIntermarché、Itinéraire des Saveurs Cup Nouilles Saveur Bœuf。香りの旅カップ麺、牛肉味。製造は中国。あれ?

Itinéraire des Saveursはフランスのスーパーマーケットの下にあるプライベートブランド。かつてNo.6504でチキン味を食べているのだが、その時はタイ製で樹脂製の容器。欧州向けの製品としては明快な味で高評価だった。しかし今回の品は紙容器で中国製。調達先が変わったな。

そして開封すると「ああここか!」と思った。今まで何度も見掛けたことがあるスープの小袋の印刷。社名は知らないが委託生産の大手企業によるものだな。

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