カテゴリー別アーカイブ: 50海外のカップ麺

No.6062 Ajinomoto (Poland) Oyakata 親方 Japońska Wołowina Smak Wasabi

No.6062はポーランドの味の素、Oyakata 親方 Japońska Wołowina Smak Wasabi。英文の解説ではBeef Wasabi (Japanese horseradish) Flavour、となっている。

日本のカップ焼そばでも最近はワサビをアクセントとして使う製品をしばしば見かけるが、大抵の場合はマヨネーズとの併用によるものだ。一方今回の品はマヨ抜きで、ベースとなる味も牛肉であることから独自性の強いものなのであろう。

しかしヨーロッパでのWasabiの認知度ってそんなにあんのかな?「東洋の不思議調味料」程度の扱いではないかと推測する。 続きを読む No.6062 Ajinomoto (Poland) Oyakata 親方 Japońska Wołowina Smak Wasabi

No.6057 Nong Shim (South Korea) Chicken Kuksu

No.6057は韓国の農心、Chicken Kuksu。ハングルで書けば농심、치킨국수。パッケージに書かれているハングル치킨はChickenの読みを当てはめたもので、Kuksuは韓国語で麺のこと。今回の品は韓国製でポーランドへの輸出仕様。

カップのフタと側面に書かれる文言はポーランド語のみ。欧州向け即席麺の場合、複数言語を併記することによりいくつもの仕向地を同一仕様で賄うケースが多いのだが、ポーランドのためだけに印刷を起こしているのは芸が細かいというかこの市場を重視している証だと思われる。(ただし粉末スープの小袋への印刷はフランス語とスペイン語だった) 続きを読む No.6057 Nong Shim (South Korea) Chicken Kuksu

No.6051 Ajinomoto (Poland) Oyakata 親方 Japoński Klasyczny

No.6051はポーランドの味の素、Oyakata(親方) Japoński Klasyczny。英語表記ではJapanese Classic。カップ焼そばなのだがそれらしい語句の表示は無い。カップ側面の小さな写真を見て、湯切りをする製品だとすぐに分かるヨーロッパ人はあんまりいないんじゃないだろうか?

欧州圏での焼そばはハンガリー日清の「Soba」(袋版もある)が先行しており、今回の親方は追いかける立場。どちらも穴が開いた樹脂製のごっつい湯切りフタが付いているのが特徴的。そうか、かの地ではこのフタが湯切りが必要な焼そばであることの象徴なんだ! 続きを読む No.6051 Ajinomoto (Poland) Oyakata 親方 Japoński Klasyczny

No.6036 Nissin Foods (Thailand) Cup Noodles Moo Manao

No.6036はタイの日清、Cup Noodles Moo Manao。タイ語で書くとนิสชิน、คัพนูดเดิล รสหมูมะนาว。ムーマナオ味とはレモン風味豚肉のこと。 イオン系列が独自に輸入したものらしく、カップ本体はタイ語と英語の表記のみだがフタは日本語で、日本の流儀に合った表示をしている。とはいえEANコードの国籍部はタイ(冒頭が8 85)のままであり、中身はタイ仕様のままであろうと思われる。

日本の日清食品が最近「世界のカップヌードル総選挙」や「世界のカップヌードルサミット2017」などと称して海外の味を売っているのはあくまで日本製だからね。裏面を見ると「滋賀工場製」などと書かれている。 続きを読む No.6036 Nissin Foods (Thailand) Cup Noodles Moo Manao

No.6027 Nissin Foods (USA) Cup Noodles with Shrimp

No.6027は米国のNissin Foods USA、Cup Noodles with Shrimp。米国日清のCup Noodlesは現在全部で八種類のバリエーションあるが、その中で今回の品のみネーミングの流儀が違い、他の七製品が「●●Flavor」なのに対してこれは「with Shrimp」、味ではなく添え物の内容を表している。

日清に限らず米国製カップ麺は大抵の場合具が日向臭い乾燥野菜だけとかショボいので、エビが入っているというのはそれだけで結構大きな訴求点になるのだろう。

念のため米国のMaruchan(Instant Lunch)を調べてみたら、ここもShrimpはFlavor表記をしていなかった。どっちが先かは知らんがこれが米国製カップ麺の流儀なんだな。

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No.6020 Mamee Chef (Malaysia) Spicy Chicken Shiitake Flavour

No.6020はマレーシアのMamee-Double Decker、Mamee Chef Spicy Chicken Shiitake Flavour。マレー語ではPerisa(味)Ayam(鶏) Pedas(辛) Shiitake、と表記される。マレーシアの国産カップ麺はMaggi(=Nestle)、Mamee、Cintan、Superの四天王ブランドがあるのだが、どこの製品も具がネギ程度しか入っていない。隣国のシンガポールとかタイではちゃんと具が入っているのに、企業間カルテルか?もしくはマレーシアの国策か?いつも不思議に思っていた。

そのマレーシアの慣習を打ち破ったのがこの・・・ 続きを読む No.6020 Mamee Chef (Malaysia) Spicy Chicken Shiitake Flavour

No,5982 Nissin Foods (USA) Cup Noodles Beef Flavor

No.5982は米国のNissin Foods(USA)、Cup Noodles Beef Flavor。2016年9月にリニューアルされたもので、減塩や化調不使用などにより従来よりも健康志向を強化したもの。

しかしはじめに結論を言うと、日本の即席麺に慣れた私の味覚では牛肉風味と力感に欠ける健康志向味はあまり相性が良いものには感じられなかった。台湾や中国の牛肉麺とまではいわないが、もうちょいガツンとした健康に悪そうで強い味の方が望ましいと思う。米国のCup Noodlesは現在8種類のバリエーションがあるが、無難なチキン味かスパイシー系の方が日本人の感覚には合いやすいだろう。 続きを読む No,5982 Nissin Foods (USA) Cup Noodles Beef Flavor

No.5966 Samyang Foods (South Korea) Large Cup Champon

(あいかわらずBlogがめちゃくちゃ重たくてすみません。原因究明中)

No.5966は韓国の三養食品、炒め大盛カップガンちゃんぽん。ハングルで書くと삼양식품、볶음 큰컵간짬뽕となるらしい。「ガン(간)」というのが何なのか、Google先生に問いただすと「間」とか「Liver(肝臓)」とか出てくるが、本当の意味はよく判らない。韓国とかタイなどの即席麺はパッケージに書かれた文字を見ても意味が全く分からないので情報収集だけで疲れてしまうよ。この製品の場合、フタの写真に貝とかイカが写っているから海鮮風味の汁なし麺みたいだな。 続きを読む No.5966 Samyang Foods (South Korea) Large Cup Champon

No.5947 Nissin Foods (USA) Cup Noodles Hearty Chicken Flavor

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No.5947は米国のNissin Foods (USA)、Cup Noodles Hearty Chicken Flavor。No.5926 Chicken flavorの姉妹品。恥かしい話だが食べ終わって暫く経つまでこの製品の名称を「Healthy/ヘルシー」チキン味だと信じて疑わなかった。なので食べながらNo.5926と比べても全然健康的じゃあないなあ?と不思議に思ってた。

いや正確に言うと一瞬だけヘルシーの綴りの末尾は「thy」じゃなかったっけ?って思ったんだよね。でも米国英語では「healty」って書くんだな、と勝手に納得してしまったんだ。 続きを読む No.5947 Nissin Foods (USA) Cup Noodles Hearty Chicken Flavor

No.5941 KASET (Thailand) Bean Vermicelli Baked Shrimp Flavour

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No.5941はタイのThai Ha Public、KASET Bean Vermicelli Baked Shrimp Flavour。汁無しの春雨。ブランド名であるKASETはタイ語で書くとตรา เกษตรとなるらしく、即席麺については春雨のみを取扱っている。タイの即席麺としては三強(MAMA, YumYum, WaiWai)の陰に隠れてしまって現地の入手性に多少難があった(2011年の体験)。輸出を主としているのかもしれない。 続きを読む No.5941 KASET (Thailand) Bean Vermicelli Baked Shrimp Flavour