カテゴリー別アーカイブ: 201日清食品

No.7585 日清これ絶対うまいやつ♪ 旨辛スタミナラーメン

No.7585は日清食品、日清これ絶対うまいやつ♪ 旨辛スタミナラーメン 3食パック。3月の発売だが、もう同社のサイトには情報が載っていない。従来のこれ絶対♪は三食パックの税抜希望小売価格が315円(一食当たり105円)だったのが、今回の品は354円(同118円)に上昇。

そして8月に出たこれ絶対♪プレミアムシリーズは429円(同143円)へと大幅アップ。これで競合と目されるマルちゃんZUBAAAN!の432円(同144円)とほぼ横並びになる。ボクシングに例えるなら先輩のこれ絶対♪が、順次重い階級へ上げ、同門のラ王408円(136円)を越え、宿敵マルちゃんZUBAAAN!と対決するようなものか?

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No.7575 日清ラ王 味噌 3食パック

No.7575は日清食品、日清ラ王 味噌 3食パック。袋のラ王味噌を食べるのは11年ぶり。今年の3月からパック販売が五個から最近流行りの三個へと変更され、No.7535で同仕様の醤油味を紹介した。

現在袋のラ王は六種類の味があるが、みなパッケージの上部には「追い求めたのは 王道、本格、上質」というコピーが書かれている。だが何だか俺だけが別格で正義だ!他はクズだと言いたそうで、ちょっと尊大だなあと思ってしまう。左には丸囲いで○○産△△使用、とあり、まるでブランド物の素材を使っているように見せている。

このような権威付けを狙った演出はかえって物欲しそうに思えてしまい、個人的には共感しかねるな。

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No.7535 日清ラ王 醤油 3食パック (袋)

No.7535は日清食品、日清ラ王 醤油 3食パック。袋のラ王醤油を食べるのは12年ぶり。昔のパッケージの方が上品で高級そうだな。

▲初代袋のラ王醤油(2012年)

今年三月に行なわれたリニューアルで、パック販売が五個から三個へ変更された。私個人としては五個パックの袋麺は購入を少し躊躇するが、三個パックだと心理的な障壁がうんと低くなり気軽に買い物カゴへ放り込める。最近は競合他社を含め三個パックの製品が増殖中だが、この流れの源は2020年に発売された「日清これ絶対うまいやつ」であり、中身を含めて実験的な意味合いが強い製品だなあと感じていた。それから四年を経て看板ブランドのラ王にも波及されるようになったんだなあと思うと感慨深い。

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No.7365 日清食品 本当に焼いたらうまかった 日清焼そばU.F.O.

No.7365は日清食品、本当に焼いたらうまかった 日清焼そばU.F.O.。袋麺のブランドをカップ麺へ展開するのは珍しくないが、カップ麺の強いブランドを袋麺に移植するパターンは稀である。このパターンは最近どん兵衛にもあった。

製品仕様を見ると今回のU.F.O.はなんとノンフライ麺を採用しており、カップ版とは異なる(どん兵衛の袋版は揚げ麺を踏襲している)。更に今回の袋版は具が付かない一方で、キャベツ100gと豚肉30gを加えることを推奨している。袋版とカップ版では作る手順や使う器具が違うのは仕方ないが、U.F.O.の名を承継するのなら、せめて具(とふりかけ)は付属しておくべきだと思うのだ。

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No.7315 日清のどん兵衛 なめらか太そば+日清のどん兵衛のおいしいサクサク天ぷら

No.7315は日清食品、日清のどん兵衛 なめらか太そば+日清のどん兵衛のおいしいサクサク天ぷら。どん兵衛といいながらもカップではなく袋麺の形態を採るもの。グラフィックや色調もカップ版を踏襲する。カップでのブランドが先に確立していて、後から袋版が追加されるのは珍しいパターン(逆は多いけど)。姉妹品として袋のうどん(+油揚げ)も同時に発売されている。

別売のかき揚げ天と共に二食入で、今回試食の税込購入価格は天ぷら込みで一食当たり225円、う~ん、結構な高額製品になっちゃうな。おまけに製作の手間と鍋や丼を洗う手間が発生するし。試しに買ってみる人は多いだろうが、リピートの需要が果たしてあるのだろうか?

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No.7275 日清食品 日清ラ王 キムチチゲ

No.7275は日清食品、日清ラ王 キムチチゲ。昨年11月に冬季限定品として発売された製品。もう同社サイトには製品の紹介が消えてしまい、通販での入手も残り僅かのようだ。

五個パックを税抜338円で購入したので一個当り67.6円。これは前回No.7274で紹介したイオンの韓国風超辛口海鮮ちゃんぽん(149円、これも製造は日清食品)の半額以下で、比べるとかなり割安な印象を受ける。

どちらの製品にも五点満点の辛さレベル表示があり、イオンの海鮮ちゃんぽんが四点、今回のラ王が二点、と明確な差がある。採点基準は不明だが、どちらも日清が作った製品だから相互比較ができる指標なのではないかと勝手に思っている。

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No.7265 日清のラーメン屋さん 札幌スープカレーラーメン

No.7265は日清食品、日清のラーメン屋さん 札幌スープカレーラーメン。2022年6月の発売。日清のラーメン屋さんシリーズは即席麺の他にチルドや冷凍麺もある大きなファミリーであり、即席麺は五個パックの希望小売価格が税抜335円と低く抑えられた普及版の製品。しょうゆ・みそ・しおの基本形は北海道とそれ以外の地域で製品を作り分けているが、この札幌スープカレーは全国統一仕様。今回の品は関東工場(茨城県)で製造。

▲今回のスープカレーラーメンだけ他と図柄が違う

袋の絵が他の味では一頭の熊がラーメンを食べる姿が描かれているのに対し、このスープカレーだけは親熊が子熊にラーメンを与える図になっている。この点から製品のコンセプトが他と違うことが伺えるね。(あと麺の質量も他の三つ(80g)より軽い73g)

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No.7235 日清食品 日清これ絶対うまいやつ♪ 濃厚鶏白湯

No.7235は日清食品、日清これ絶対うまいやつ 濃厚鶏白湯。「これ絶対~」シリーズは2020年9月に登場、2022年9月のリニューアルに伴い今回の鶏白湯が追加された。なおこの時製品名がさり気なくうまいやつ「」から「」に変更されている。イラストの店舗に飾られる「濃」は丸囲いから六角形囲いに変わり、製品名の書体は明朝系から太いゴシック系になり、二行に分けて書くようになる。

▲旧バージョンのこれ絶対うまいやつ「

これは、存在感をもっと強めるぞ!という明確な意図が滲み出たリニューアルだと思った。そうさせたのは同じ三個パックノンフライのマルちゃんZUBAAAN!が出現したからだろう。実際のところは価格帯が結構違うんだけどね。

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No.7135 日清食品 日清これ絶対うまいやつ! 濃厚醤油まぜそば

No.7135は日清食品、日清これ絶対うまいやつ 濃厚醤油まぜそば。この記事をアップする直前の九月五日にシリーズのリニューアルがあり、名称も「日清これ絶対うまいやつ」と微妙に変わっている()。今回のリニューアルで新しい味として「濃厚鶏白湯」が追加された。三食パックの税抜希望小売価格は315円で、同形態を採る競合のマルちゃんZUBAAAN!390円よりも二割ほど安い。

まいったな~、試食記を公開した時にはもう旧製品かよ、と嘆いたが、プレスリリースを読むと今回の濃厚醤油まぜそばだけは発売後間もないためか含まれておらず、昔のままで継続販売される様子。旧製品のレビューにならなくてよかった。

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No.7125 日清焼そば

No.7125は日清食品、日清焼そば。1963年7月に発売された世界初の即席汁なし麺。そもそもはチキンラーメンの製造過程で発生する折れくずを再利用しようとする研究の中から生まれた製品。

このため当初はチキンラーメンと途中まで同じ製造ラインを共用していたらしい(ソースは別添)。麺を油で揚げてあるので家庭で調理する際に油を引く必要がないという点で強い訴求力を持っていた。

私が十歳を過ぎた頃、汁ありの即席ラーメンを作る技を習得した後は焼そば(日清焼そば、鉄板焼そば、サッポロ一番ソースやきそば)に挑んたのだが、火力の調節や混ぜ方が下手でフライパンに麺を大量に焦げ付かせてしまい、暫く悲しい思いをしたもの。

(半分以上を焦がし、悔しくて泣いた記憶がある。当時は銘柄による作り易さや焦げ付きにくさが結構違ったんだよ。今はフライパンの表面加工も進化して、悲劇は過去のものとなっただろう)

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