No.6144はヤマモリ、トムヤムラーメン　エビ味。ここ一年ほどの間でヤマモリの即席麺はNo.5943トムヤムラーメン　ポーク味とNo.6100グリーンカレー味を取り上げて、今回の品を以って三部作の紹介が完了する。ポーク味の時と同様に茹でる途中で生卵を落とすことを前提とするものである。

袋に書かれたタイ文字は「รสต้มยำกุ้ง」、冒頭の「รส」は「ロッ」と読んで味のことを指す。その後ろはお馴染みの「トムヤンクーン」、クーンは海老のこと。タイ製即席麺をいろいろ食べてきたこともあってほんの少しだけ判るようになってきた。

ヤマモリの製品を紹介する度に書くことだが、作り方の説明がちょっとわかりにくい。麺がほぐれたら液体スープを入れて卵を割り入れ二分間煮込むというのは普通の袋麺に慣れ切った人には戸惑いの元になってしまうのではないかと思う。

食べてみて、絶対的な辛さと酸味はかなり強いと思われる。しかし生卵を入れることで口当たりがマイルドになるので刺激を感じにくくなってしまうのだ。これなら辛い食べ物が苦手な人でも受け容れられそう。

今回は卵をいれたのちに鍋の中をかき混ぜて黄身を破ってしまったが、黄身を割らないようにそっと調理するとまた違った味を楽しめるだろうと思う。

意外にエビの香りが弱かったことと、黄身を割ってカキタマ状態になったことが相まって、マイルドな辛さと酸味はトムヤムというより酸辣湯麺に近いような印象を持ってしまったよ。

国名	日本
ジャンル	袋ラーメン
EANコード	4 903101 702636
会社名	ヤマモリ
製品名	トムヤムラーメン　エビ味
謳い文句	辛くて、旨くて、クセになる　激辛　卵でたべるエビトムヤム味
調理方法	ゆで2分（麺がほぐれてから）
質量	Net119/麺65g
熱量	414kcal (1733kJ)
Na	3.0g（食塩相当量7.6g）
付属品	液体スープ
ノンフライ麺	×
汁なし麺	×
麺	やや扁平の角断面、表面が滑らかでツルツルしている、小麦粉以外の澱粉が多い印象
汁・ソース	透明感がある、酸味と唐辛子や胡椒の刺激が強いが卵によってマイルドに緩和される
具・その他	エビの香りは控えめ、卵のせいでトムヤムっぽさが弱く、酸辣湯麺に近い印象もある
総合評価	★★☆2.5
試食日	2018/01/06
賞味期限	2018/02/19
入手方法	2017/09/16 相鉄ローゼン
税込購入価格	184 JPY