No.5975は日清食品、妖怪ウオッチ しょうゆラーメン。類似の日清製品として2016年8月のNo.5832で「アンパンマンらーめん　しょうゆ味」を紹介しており、今回の品はこれとパッケージの形状が同一のようだし醤油味というのも共通する。なのでどうせ味オンチのガキ共に喰・・・成長著しいお子様方達に召し上がっていただくのだから違いは外装のイラストとナルトの絵柄だけで、それ以外の中身は共通化されているのではないかと予想した。（全然「だから」になってないな）ところが内容量はこの妖怪ウオッチが34gに対しアンパンマンは33gと微妙な差が。その他エネルギー量やナトリウム量もちょっとだけ違う。妖怪はカルシウム300mg配合を誇っているのにアンパンはカルシウムが「たっぷり」とこれまた微妙な表現の差が。日清のWebサイトで確認するとアンパンのカルシウム量はたったの81mgしかないぞ！というか、実際は妖怪のカルシウム量が異様に多いのだ。レギュラーサイズのカップヌードルでさえ95mgしかない。開封して、衝撃の事実が判明する。妖怪にはアンパンに無かった謎肉が（カップヌードルのものよりも小さいけれども）三個入っているではないか！そもそも麺の量が少なくほんの数口で食べられる製品なので、三個でも十分に効果的。

さらに食べてみて、衝撃の事実が判明する。アンパンは子供向け製品としては意外な黒胡椒のピリッとくる刺激があったが妖怪にはそれが無い。う～ん、結構いろいろと作り分けているんだなあ。まあ実際のところ味の傾向はほぼ同じだし麺も同一だと思うけど。

もちろんキャラクターが描かれたナルトもそれぞれ別物。妖怪にはレアアイテムとしてウインクしたジバニャンが稀に入っているそうだが、今回の試食はハズレだった。くやしい！

しっかし謎肉三個と黒胡椒の刺激とでは、謎肉三個の価値の方がずっと高いと思うな。製造原価も違ってくるだろうし・・・
そうか！この製造原価の差が妖怪ウオッチとアンパンマンの版権料の差なのかもしれない！