No.7689 ヤマダイ ニュータッチ凄麺 山形鳥中華

No.7689はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 山形鳥中華。試食を行う直前に本製品のスープは温かい/冷たいの二通りが選べることに気付き、折角だから両方試そうともう一個同じ品を追加購入。食べた結果温かい/冷たいでは予想外に大きな差があると感じ、冷たいスープの方が断然良いぞ!という論調で動画を作成した。

▲右下の楕円囲いの地色が違う!カロリーの値も!
左がリニューアル後現行品(冷、水色、323kcal、賞味期限9/3)
右がリニューアル前(温、黄色、314kcal、賞味期限6/23)
動画作成時には気付かなかったよ〜

ところが後日カップの蓋二枚を見て、色が違う箇所があることに気付き愕然とした。更に見ると熱量の数値も違う。同社サイトを確認すると今年3月10日にリニューアルをしており、新旧両方を買ってしまった訳だ。

▲ちなみに「フタの裏ばなし」も別内容。
左がリニューアル後現行品(冷、No.山-7)
右がリニューアル前(温、No.山-2)
凄麺は一つの製品につきフタの裏ばなしが六通りあるそうで
それらがランダムに現れる。

動画内の温かい/冷たいスープで使った品はリニューアル前/後であり、違うものを比較してしまったよ。

食べてみて、前述のリニューアル云々の話を無視すると、冷たいスープで食べた方が遥かに好印象。YouTube動画内での総合評価では温かいスープが★2.5、冷たいスープが★3.5という大差を付けた。ウチの評価で±0.5のばらつきならあり得るけど、誤って±1.0も採点がブレるとは考え難い。明らかに別格である。

温かいスープだと凄麺にしては珍しく食後にモヤモヤした印象が残ったのに対し、冷たくして食べると麺もスープも具もまるで水を得た魚のように活き活きとして、深い満足感が得られるのだ。

だが、ちょっと変だなあ・・・と感じたのも確か。スープの温度の違いだけでなく、もっと本質的な部分での違いがあるような、ないような?

▲この写真ではリニューアル後の製品を冷たいスープとして
作っているが、左のフタはリニューアル前のもの
(撮影作業の効率化のため)

そして動画作成後に温かい/冷たいスープで食べた二製品がそれぞれリニューアル前/後の品であることが判明。う〜ん、これでは比較にならないなあ。確実に言えることは、現在流通している凄麺の鳥中華は冷たいスープで食べるとウチの評価軸で★3.5の高い満足感が得られること。リニューアル前の品を温かいスープで食べると価格の割にちょっと冴えないなあ、ということである。具体的な内容は下の表のコメントを参照してください。

国名 日本
ジャンル カップラーメン
EANコード 4 903088 017082
会社名 ヤマダイ
製品名 ニュータッチ凄麺 山形鳥中華 *はリニューアル後のデータ(冷たいスープでの試食品)
謳い文句 和風だしの中華そば 冷しもおいしい ラーメン県そば王国やまがた ゆでたての旨さ、再現!
調理方法 熱湯4分/熱湯4分氷水さらし
質量 内容量108g/麺60g
熱量 314kcal(1,319kJ)、323kcal(1,357kJ)*
Na(麺具+汁) 〜g(食塩相当量2.4+4.3g)、(食塩相当量1.8+5.0g)*
付属品 液体スープ、先入れかやく(味付鶏肉・ねぎ)、後入れかやく(揚げ玉・のり)
ノンフライ麺
湯切り 不要(温かいスープ)/要(+氷水さらし、冷たいスープ
はじめにまず温かいラーメンとして食べてみます。麺は幅2.5mmの角断面で、縮れはなく、輪郭はハッキリしていて曖昧さがありません。でも適度なふくよかさと粘りがあり、優しい舌触りです。鋭さはありません。ただ、待ち時間4分は少し早めに切り上げる方がいいかな、と思いました。
スープは澄んだ茶色です。そばのつゆを彷彿させる甘い和風だしと鶏のブレンドで、醤油濃度は濃くないです。味や香りの要素が整理されたクリアな印象で、かつ上質です。ただちょっと奇麗すぎて物足りなく、刺激もないので、もう少しアクセントが欲しいです。
具の鶏肉は最大20x10x5mm程度で、脂っ気はなくパサパサしています。ふりかけの揚げ玉と海苔は安っぽくて、合っていないように感じました。凄麺にしては珍しく、食後にもやもやした印象を持ちました。
汁・ソース 次に冷たいラーメンとして食べてみます。麺は冷されることで引き締まり、鍛えられたようなしっかりした印象になります。気のせいか小麦の香りも芳醇になったように感じられました。
スープも温かい時と比べて締まりが出て、曖昧さがなくなりクッキリピントが合い、しっかりと安定したように思います。甘さやうま味のバランスも、こちらが本命という気がします。
冷たいスープだと揚げ玉と海苔が別物のように香ばしくなって、とても効果的です。温かい時の安物カップ麺のような貧相な印象が消えました。鶏肉も噛み締めた時の味の染み出しを強く感じて効果的です。
具・その他 この製品は温かいラーメンとして食べた時と冷たいラーメンとでは、全然印象が異なります。私は冷たいラーメンにして食べた方が断然良いと思いました。
総合評価 ★★☆2.5、★★★☆3.5*
試食日 2025/04/07
賞味期限 2025/06/23、2025/09/03*
入手方法 2025/02/28 ヤオコー、2025/04/06 ヤオコー*
税込購入価格 246 JPY

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