No.7580はインドネシアのIndofood、Sarimi Isi2 Mi Goreng Rasa Ayam Kecap。インドネシア風鶏醤油焼そば。Indofood社の即席麺といえばIndomieが圧倒的に高い知名度を持っているが、その他にも今回紹介するSarimiやPop Mie、Supermiなどの別ブランドも持っている。Sarimiはターバンを巻いたおじさんが目印。
そしてこの品の特徴はIsi2(二つ)ということで、袋に麺塊が二玉入っていること。こう書くとマルちゃんの北海道専売ダブルラーメンを連想するが、スープはあくまで一人分しか入っておらず、二人前ではなく大盛りの袋麺という位置付け。
食べてみて、インドネシアの即席ミーゴレン全般に共通する量的な物足りなさはなく、心地良い満腹感を得られた。
普通のミーゴレンは内容量が80~90g程度のものが多いのに対してこの製品は126g。そりゃ食後感が違うはずだよ。ちなみに袋の日清焼そばが100g、同大盛り1.5倍が151g。買い値は4,000IDR(約41円)で、一般的な即席ミーゴレンの二~三割増しぐらい。
味付けは醤油ダレのような甘辛いもので、日本人にもなんとなく既食感がある味。ミーゴレンとしてはトップブランドのIndomieと比べて僅かに深みや香ばしさに欠けるような気がするが、大きく劣るとは感じなかった。麺の量が多いので、飽きが来ないようにあまり強い味にしていないのかもしれない。
なおインドネシアの即席麺らしくソース等の小袋が四包付いており、その中で振るとカサカサ音がするものはトッピングに用いるフライドオニオンだと勝手に思い込んでいた。だが食べる直前に開封したら人参と大豆蛋白質の粒。本当は麺と同時に鍋に入れて湯戻しすべきかやくだった。これ、作り方説明の絵には描かれていなかったし、事前にきちんと作り方の文言を翻訳・理解しないといかんなあ。
麺は2mmの扁平。表面は滑らかで輪郭が明確で、気泡感もない。舌触りや歯応えがが少しモッサリした鈍い印象。麺を二玉鍋に入れると高さ方向に結構嵩張るので、普段よりも丁寧に麺をほぐす必要がありる。量は多く、食べ応えがある。
ソースはトロっとした甘い醤油のような香りで、日本人にも馴染みやすいもの。軽い唐辛子の刺激があり、最後まで飽きさせない。ただ、同社の看板製品のIndomieと比べて奥の深さに欠け、平板なように感じた。嫌な味や香りはない。
人参や大豆蛋白質などの具が付いている。本来は麺と一緒にゆでるべきところを勘違いしてしまい、食べる直前のトッピングになってしまったが、歯応えや香りで有難味はあった。
国名 | インドネシア |
ジャンル | 袋ミーゴレン |
EANコード | 0 89686 04870 4 (UPC) |
会社名 | Indofood |
製品名 | Sarimi Isi2 Mi Goreng Rasa Ayam Kecap |
謳い文句 | Mi Lebih Kenyal Rasa Lebih Niqmat |
調理方法 | ゆで3分お湯切り |
質量 | 内容量126g |
熱量 | 560kcal(2,345kJ) |
Na | 1.41g |
付属品 | 粉末ソース、ケチャップマニス、かやく(人参・大豆蛋白質)、調味油 |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 要 |
麺 | 2mmの扁平、表面は滑らかで輪郭は明確、歯応えは鈍い、二玉入で満腹感を得られる |
汁・ソース | 甘い醤油ダレに近く日本的、軽い唐辛子の辛さ、Indomieと比べ香ばしさに欠け平板 |
具・その他 | かやくは人参と大豆蛋白質の粒、同国の即席ミーゴレンにある量的な不満を解消した |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2024/08/27 |
賞味期限 | 2024/12/15 |
入手方法 | 2024/07/06 Indomaret (Indonesia) |
税込購入価格 | 4,000 IDR (≒41 JPY) |