No.7574はインドネシアのPT Kaldu Sari Nabati Indonesia、Richeese Mi Instan Goreng Rasa Ayam Pedas。辛口チキン味インドネシア風焼そば。
▲Richeeseピリ辛チーズ味ラーメン(2023年購入)
ウチが同社の製品を紹介するのはNo.7452で汁ありの辛口チーズ味ラーメンが初めてで、これは昨年の台湾遠征で購入したもの。ふーん、こんな会社が出てきたのか~と思ったが、インドネシアでどのように売られているのかは未知数だった。(輸出専用品という場合もある)
だが先月のインドネシア遠征で同社の製品が多くの店舗で並んでいることを確認した。本来はお菓子の会社だが、即席麺で確実に存在感を出している。
食べてみて、唐辛子の刺激が結構強いものの、麺もソースも曇り空のような、少し焦点がぼやけたような印象を受けた。No.7452の汁ありラーメンの方がまだシャキッとしていた。辛さ以外に自己主張をしないミーゴレンを望む人にはいいのかもしれないが。
競合他社のミーゴレンはかやくとしてフライドオニオンが付く場合が多いが、今回の品には欠けているのが差別化される要因となっているのかも。
なお同社の製品は辛さの度合いをFire Chilli (輸出版はFire Level)1/3/5の数値で表現する(2, 4は欠番)。今回の品は”3”で中間的なもの。これでも十分な刺激があるので、”5”は特殊用途と考えた方がよさそうだ。
麺は2mm強のほぼ正方断面で、太くはないが重量感はある。気泡感はないものの、澱粉の溶液が表面に付着しているような、ややモッサリした舌触り。噛み切り感もグニャっとした感じで、歯切れの悪いもの。同社の汁ありラーメンとは異なる印象である。
ソースはピリ辛以上の激辛未満で結構辛いが、この辛さを除くとボンヤリした印象。うま味や塩分は十分以上に出ているものの、あまりハッキリと主張する味ではない。インドゥミーやスダップと比べて癖の少ない味で、変な味や匂いはないが、やや単調さを感じてしまう。なので存在感の高い具を入れたい。
他社製のミーゴレンには付属されていることが多いフライドオニオンは付いていない。
国名 | インドネシア |
ジャンル | 袋ミーゴレン |
EANコード | 8 993175 556651 |
会社名 | PT Kaldu Sari Nabati Indonesia |
製品名 | Richeese Mi Instan Goreng Rasa Ayam Pedas |
謳い文句 | Spicy Chicken Fried Noodle |
調理方法 | ゆで3分お湯切り |
質量 | 内容量77g |
熱量 | 330kcal(1,382kJ) |
Na | 0.87g |
付属品 | 粉末ソース、ケチャップマニス、調味油、チリパウダー |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 要 |
麺 | 2mm強の正方断面、太くはないが重量感がある、表面がぬめる感じで食感もモッサリ |
汁・ソース | 激辛一歩手前の辛さだが、味そのものはボンヤリした印象、癖は少ないが個性も弱い |
具・その他 | 他社製品によくあるフライドオニオンは付かない、辛い以外は麺もソースも鈍い印象 |
総合評価 | ★★2 |
試食日 | 2024/08/19 |
賞味期限 | 2025/01/05 |
入手方法 | 2024/07/04 Grand Lucky (Indonesia) |
税込購入価格 | 3,500 IDR (≒36 JPY) |