No.7478 Mi Sedaap (Indonesia) Mi Goreng Ayam Krispi

No.7478はインドネシアのKarunia Alam Segar、Wingsfood Mi Sedaap Mi Goreng Ayam Krispi。カリカリふりかけ付き汁なし麺で十年ぶりの試食。Sedaapに関しては複数企業が複雑に関わり、社名はWings Corp.の方が正確かもしれない。

▲昔のMiSedaap Mi Goreng Ayam Krispi
(2014年、インドネシア国内版)
今回の品は輸出版。そのためか「Mi」 Sedaap

Sedaap(Sedapは印尼語で美味しいの意味)は2003年に登場し、現在同国で巨人Indomieに次ぐ即席麺ブランド。2014年に行って売り場を見た印象では、新鮮な若さでindomieに迫る勢いがあると感じた。最近は日本の輸入食材店や安売り店でもたまに見掛けるようになり、時代は変わっているな~と思う。

食べてみて、安定感のあるしっかりした味と食感。ライバルのIndomieが軽快志向なのに対し、このSedaapは麺もソースも比較的重厚。どちらがいい悪いというものではなく、その時の気分で食べ分けるのがいいだろう。私は甲乙付け難いほどにどちらも好きだ。

今回の製品の売りである「Krispi」は標準品に付くFried Onionとは違い、細かくて硬くてコリコリ・カリカリした食感。香ばしいが玉ねぎの匂いではない。量は多くて十分に有難味がある。

麺は幅2.5mmの扁平断面で、輪郭は明確だが角は鋭くなく、穏やかな舌触り。緻密で適度な粘りと重量感がある。見た目は素っ気ないが、ライバルのインドゥミーよりも存在感が高い麺である。ただ、量的に物足りなくもう少し欲しいところ。

ソースは甘くコッテリした醤油だれ、ケチャップマニスがベースで、サンバルソースとラー油の控えめな辛さが心地良い。麺と同様にインドゥミーより少し重厚な味だが、これは好みが分れるところだろう。味や香りのバランスが良いと思う。

ふりかけのクリスピーは量が多く、また歯応えも硬くてコリコリして存在感があり、この製品の個性になっている。香ばしいが玉ねぎの香りはしない。追加で肉やエビや野菜、そしてミーゴレンといえば目玉焼きを入れたいところ。

国名 インドネシア
ジャンル 袋ミーゴレン
EANコード 8 998866 803809
会社名 Karunia Alam Segar
製品名 Wingsfood Mi Sedaap Mi Goreng Ayam Krispi
謳い文句 Jelas Terasa Sedapnya Favourite, Krispi Krezz Krezz Rangup
調理方法 ゆで3分お湯切り
質量 内容量88g/麺65g
熱量 430kcal (1,800kJ)
Na ~g(食塩相当量2.56g)
付属品 液体ソース、粉末ソース、調味油、チリソース、ふりかけ(Krispi)
ノンフライ麺 ×
湯切り
幅2.5mmの扁平、輪郭は明快だが舌触りは穏やか、緻密で粘り存在感大、量は少なめ
汁・ソース 甘くコッテリした醤油ダレ、南国の控えめな辛さ、重厚さがある、バランスが良い味
具・その他 ふりかけのKrispiは細かく量があり硬め、競合のインドゥミーが軽快なのに対し重厚
総合評価 ★★☆2.5
試食日 2024/03/19
賞味期限 2024/05/08
入手方法 2024/02/21 やまか
税込購入価格 108 JPY