▲左は北海道版、右は東版
北海道版はフタの紙の光沢が弱い(半光沢)、東版はテカテカ
北海道の地図は日清と同様の黄緑色だが、島は省略されている
No.7326は東洋水産、マルちゃん 緑のたぬき天そば 北海道。 北海道限定。緑のたぬきと赤いきつねは北海道・東・西・関西の四種類がある。(厳密に言うと他に同社サイトに載っていない自販機版や輸出仕様も存在する)
北海道版は現地に行った際にその場で何度も食べているのだが、まだ写真や動画を伴う試食記を書いたことがない。なので改めて東版と比較をしながら食べてみることとする。実は西版も試食記をまだ書いていないので、可及的速やかに機会を設けなきゃいかんなあ。
▲上が北海道版、▼下は東版
JASマークの認証番号は共にNo.151
カップは同形状(どん兵衛より僅かに口径が小さい)
食べてみて、北海道版は甘めで昆布だしが強く、東版は醤油の香りと塩分が強い。これは前回のどん兵衛 鴨だしそばと全く同じ構図だが、その度合いはより強い。記憶を元に言うと関西版に近い印象だが、北海道版の方が甘味が強く、関西版の方がうま味が複雑で深い気がする。(西版は最近食べていないので言及不可)
どん兵衛の鴨だしそばとは違って麺の量は同じで、食感や香りの差異は検知できなかった。一方で小えび天ぷらは見た目が僅かに異なり、東版の方が引き締まっていて香ばしさが強いように感じた。トータルでの私個人の好みは僅差で東版かな。
▲上が北海道版、▼下が東版
小袋の印字内容は同一だと思われ、印字色のみが異なる
麺は幅2.5mmの扁平断面で、輪郭は明快で、表面はやや荒め。どん兵衛のそばと比べて少し気泡感があり軟弱で脆い印象もあるが、反面この緩さがカップそばらしい親しみやすさにつながっているように感じる。
スープは口当りが柔らかく甘めで、昆布だしがまろやかな印象。少し締まりに欠ける印象を持った。東版と同時に食べたのだが、こちらは醤油の香りと塩辛さが前面に出ておりかなり違う印象。前回のどん兵衛鴨だしそばと同じ構図だが、より差が大きい。
見た目は少し違う程度で個体差かもしれないが、かき揚げ天は東版の方が香ばしく感じた。北海道版のまろやかな昆布だしと、東版の引き締まった醤油の香りとで、一長一短だと思った。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップそば |
EANコード | 4 901990 360982 |
会社名 | 東洋水産 |
製品名 | マルちゃん 緑のたぬき天そば 北海道 (北海道限定) |
謳い文句 | 北海道工場からお届けします |
調理方法 | 熱湯3分 |
質量 | Net101/麺72g |
熱量 | 490kcal (2052kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量1.8+4.1g) |
付属品 | 粉末スープ(ねぎ入り)、七味唐辛子。かやく(小えび天ぷら・かまぼこ)は混込済 |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 幅2.5mmの扁平断面、表面は粗めで輪郭は明快、どん兵衛より気泡感が大、親やすい |
汁・ソース | 昆布だしが強い、柔らかい口当たりで甘く締まりに欠ける、東版は醤油が濃く塩辛い |
具・その他 | 天ぷらはだらしない食感で、舌触りや香りは東版の方が良い、意外に味の差が大きい |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2023/07/29 |
賞味期限 | 2023/10/07 |
入手方法 | 2023/07/01 フクハラ |
税込購入価格 | 181 JPY |