No.7155は日清食品、チキンラーメン 汁なしどんぶり 純喫茶のナポリタン。チキンラーメン生誕64周年記念企画として8月に発売された製品。同時発売の姉妹品が他に二種類ありこれらも追って紹介する。なお9月にはカップヌードル生誕51周年記念として昨年に続いて新スーパー合体シリーズ四種を出したのだが、今年はウチでは取扱わない。日清の在庫だらけになっちゃうし。
彩度を抑えた色使いや文字書体の選び方、わざとノイズを混ぜた背景等から見てノスタルジーを喚起させる意図が明白だね。調理例写真を見ても単体では全然美味しそうに見えないよ。もちろんこれらは高度なイメージ戦略の下に企画されたものなのだろう。
食べてみて、少し色褪せた感じの調理例写真と同様に、味も意図的に派手さを落としてあるように感じた。質感は悪くないし突出する要素も無く、決して安直なゲテ物ではない。その一方チキンラーメンでもなくナポリタンでもない、どっち付かずの印象を受けた。
麺は確かにチキンラーメンの匂いが薫るものだが、トマトソースを加えるとその個性は封じられる。ソースは液体なのでしっとりとした味わいがあり、チキンラーメンらしからぬ高級感覚を手に入れた。しかし酸味が控えめの大人しいトマト味。
企画としてはとても面白いのだが、個人的にはパッケージの調理例写真のような淡い性格ではなく、もう少し鮮やかな味だったらいいのになあと思った。チキンラーメンらしい香ばしい匂いや酸味と辛さを際立たせる。あと「純喫茶」と称するのだから具には玉ねぎとピーマンが入っていて欲しいな。麺を湯戻しした汁をコップに受けてスープとして飲めるのはちょっと得した気分。
麺は幅3mmの薄い扁平断面で、表面は荒くて気泡感がある。ラーメンではなくヌードル的な軽い食感。強い揚げ物の香ばしさはまさにチキンラーメンそのものであるが、液体ソースと混ぜるとこの匂いはトマトの香りに隠れて目立たなくなった。
ソースはトマトの香りが前面に出ており甘めだが、酸味は控えめで辛い刺激もない。うま味や香りも突出する部分がなく、思ったよりも抑制的なナポリタン味。少し色褪せた感じの調理例写真と同様に、味も意図的に派手さを落としてあるように感じた。
肉片を模した大豆蛋白質は意外にリアルで十分に有難味がある。チンゲン菜もいいアクセントになっている。個人的にはあとピーマンと玉ねぎが入っていて欲しいのだが、これがあると嫌がる人も多いのだろうなあ。
湯切りで排出した琥珀色の汁は味が付いていてスープとして飲めるのだが、これがまさに薄めのチキンラーメンのスープという味と香りで、この部分に最もチキンラーメンらしさを感じた。
| 国名 | 日本 |
| ジャンル | カップ汁なし麺 |
| EANコード | 4 902105 026167 |
| 会社名 | 日清食品 |
| 製品名 | チキンラーメン 汁なしどんぶり 純喫茶のナポリタン |
| 謳い文句 | ケチャップソースの香ばしさ 湯切ったスープもうまい! 元祖鶏ガラ |
| 調理方法 | 熱湯3分お湯切り |
| 質量 | Net99/麺80g |
| 熱量 | 428kcal (1972kJ) |
| Na | ~g(食塩相当量6.1g) |
| 付属品 | 液体ソース。かやく(大豆たん白加工品・チンゲン菜)は混込済 |
| ノンフライ麺 | × |
| 湯切り | 要 |
| 麺 | 幅3mmで薄く、ヌードル的な軽い食感、揚げ物の香ばしさはチキンラーメンそのもの |
| 汁・ソース | トマトの香りが前に出て結構甘い、酸味は控えめで刺激なし、抑制的なナポリタン味 |
| 具・その他 | 肉を模した大豆蛋白質は効果的、湯切りのスープは薄めのチキンラーメン味、面白い |
| 総合評価 | ★★☆2.5 |
| 試食日 | 2022/09/30 |
| 賞味期限 | 2023/01/11 |
| 入手方法 | 2022/08/08 グルメシティ |
| 税込購入価格 | 117 JPY |



