No.6604 ひかり味噌 麺楽 天ぷらうどん(輸出専用品)

No.6604はひかり味噌、麺楽 天ぷらうどん。輸出専用品。ひかり味噌は長野の会社で、背景に関する詳細は姉妹品天ぷらそばの試食記(No.6594)をご参照下さい。今回の品はそばがうどんに代わったことの他、つゆが関東風から関西風になったことがパッケージに書かれた文言からわかる相違点。調理例写真を見る限りは天ぷらは同じものを使いまわしているようだな。

食べてみて、姉妹品の天ぷらそばとよく似た印象。もちろん麺は太めのうどん麺で別物なのだが、スープは関東風が関西風に変わっていても傾向は同じ。というかそばが関東風といいながらも関西寄りの味だったからね。で、具の天ぷらは同一品。正直言ってそばの方が勢いあって退屈しなかったな。

麺は太くてふくよか。輪郭はハッキリせず気泡感があり少し曖昧な歯応え。嫌な香りはせず、ごく標準的なカップうどんの麺。高級とか上質という言葉は似合わない。

スープは透明感がある淡い色。かなり甘めで、鰹や昆布のうま味が強い。というか強すぎるようにも感じる。高級素材を使っている訳ではないので、過剰な味付けがちょっと嫌味にも思えた。姉妹品の天ぷらそばと同傾向の味で、よりダシ重視で醤油成分が弱まって、味の土台が無い状態でいかにもの「調味料」を飲んでいる気分になる。唐辛子等の薬味が無いのも単調さを際立たせる。

天ぷらはそばの時と同じもので、小麦粉を溶いたものを揚げました、という感じ。やや甘めで時間が経つと上述のつゆをタップリ吸ってブカブカな印象になる。小海老とか海苔などの香りや歯応えに訴える要素が乏しくてこれも単調。

今回のうどんに対してそばの方が麺もスープちょっとだけ引き締まった印象があるので、どちらかを選ぶならそばである。

国名 日本
ジャンル カップうどん
EANコード 4 902663 009535
会社名 ひかり味噌
製品名 麺楽 天ぷらうどん(輸出専用品)
謳い文句 昆布と鰹の関西風合わせだし Japanese Tempura “Udon”
調理方法 熱湯5分
質量 Net90/麺65g
熱量 420kcal (1758kJ)
Na 1.95g
付属品 粉末スープ、天ぷら
ノンフライ麺 ×
湯切り 不要
太くふくよか、気泡感があり輪郭はソフトで曖昧な歯応え、素直で普通のうどん麺
汁・ソース 透明感がある淡い色、甘めで鰹や昆布のうま味が過剰なほど出ている、刺激は無い
具・その他 天ぷらは単調でブカブカした食感、姉妹品の天ぷらそばと同傾向だがやや鈍い印象
総合評価 ★★2
試食日 2020/01/19
賞味期限 2019/12/29
入手方法 2019/06/07 New York (USA)
税込購入価格 3.49 USD (≒377 JPY)