No.7700 創健社 四川風拉麺

No.7700は横浜の創健社、四川風拉麺。製造は様々な即席麺の受託製造を手がける埼玉の高橋製麺で、ここは昔は鴻巣ラーメンという自社ブランド製品も出していたのだが、最近はその姿を全く見かけないなあ。

創建社の即席麺というと、体に悪いものを使わない健康食品的なイメージが強いのだが、今回の品は四川風ということで辛さが強いのだろう。体温を上げて血流を活発にしてくれそうな反面、胃腸には負荷を掛けそうだ。また麺は揚げ麺でエネルギーも500kcal超と、決してダイエットを目的としてはいない様子。ボヤけた味が多い健康食品的な製品に、喝を入れてくれることを期待する。

食べてみて、手間をかけ丁寧に作ったことが伝わってくる製品。心地よい辛さが出て、それなりの自己主張をするスープである。ただ、多くの人を喜ばせるためのおもてなしに欠ける気がする。税抜218円で購入した品だが、食べることを楽しむという感覚に欠け、仕事というか義務で食べたという印象が残った。

今回の品はパッケージデザインが頑張っていて、大手企業並みの重厚さがあると感じたが、その本質は(簡素なデザインのものが多い)健康食品的な製品であると思う。

国名 日本
ジャンル 袋ラーメン
EANコード 4 901735 024704
会社名 創健社
製品名 四川風拉麺 (製造は高橋製麺)
謳い文句 味噌と胡麻の香りと豆板醤の辛味 素材の風味を活かした本格四川風スープ 辛さも旨さもアップ!国産小麦の小麦粉使用
調理方法 ゆで3分
質量 内容量110.2g/麺90g
熱量 507kcal(2,129kJ)
Na(麺具+汁) 〜g(食塩相当量1.1+3.9g)
付属品 液体スープ、粉末スープ(炒りごま・ねぎ入り)
ノンフライ麺 ×
湯切り 不要
麺は幅2.5mmの扁平で、ふくよかな舌触りです。気泡感は無く滑らかな一方で、柔らかめでコシとか歯応えも弱いです。無かん水のせいか、中華麺っぽさには欠けます。変な部分はありませんが、あまり自己主張をせず、黒子に徹する感じの麺です。
汁・ソース スープは濁った薄めの茶色で、豆の粉を溶かしたようなざらついた舌触りです。辛い刺激が結構強く、シャキッとした印象です。味噌ベースで、まるでダシ入りの味噌に豆板醤を混ぜたような感じです。豚や鶏ベースの材料は使っていないようで、また日本の即席麺としてはうま味が弱いのも特徴です。
具・その他 素材や製法にこだわった健康食品的な製品で、その分親しみやすさに欠ける印象です。手間をかけて丁寧に作った感じですが、価格に納得できない人も多いと思います。
総合評価 ★★2
試食日 2025/04/24
賞味期限 2025/08/04
入手方法 2025/03/14 Bio-Ral
税込購入価格 235 JPY

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