No.7669 Burung Layang Terbang (Indonesia) Kwetiau Kuah Rasa Ayam Bawang

No.7669はインドネシアのBurung Layang Terbang、Kwetiau Kuah Rasa Ayam Bawang。ノンフライの米粉麺+チキン玉ねぎスープ。Kwetiau(クウェティアゥ)は同国の幅広米粉麺のこと。

ウチで初めて紹介する会社で社名の意味は飛燕、Flying Swallow。ジャカルタの大きなスーパーでは複数種の製品が置かれていた。1978年の創立で、様々な麺類の他に餃子の皮やお菓子なども扱っている様子。今回の品の表記はインドネシア語と英語だけだが、商標の一部等に漢字が使われていて、創業には華僑が関わっているのではないか?と想像する。

食べてみて、雑味が少なくスッキリしていて味や香りの粒立ちが良い。これはノンフライの米粉麺であることに加え、同国の即席麺では珍しく麺をゆでた後に湯切りを行い、スープは別途熱湯で溶く分離調理方式(私が勝手に命名)を採用していることが大きいと思う。そのスープを溶くお湯は200mlと通常の即席麺の半分程度の量で、つけ麺に近い感覚さえある。

麺は幅広の米粉麺といってもベトナムのフォーみたいなクッキリした舌触りではなく、小麦粉麺であるうどんのような曖昧さと弾力性があり、まるで名古屋のきしめんのようだ。これは日本人にとっても親和性が高いものである。

スープは原材料名を見てもそれらしい記述はないものの、何故か鰹や昆布の和風っぽいダシを感じ、これも日本人好みの要素だといえる。

国名 インドネシア
ジャンル 袋米粉麺
EANコード 8 996788 711530
会社名 Burung Layang Terbang
製品名 Kwetiau Kuah Rasa Ayam Bawabn
謳い文句 Lezatnya Paling Mantap!!!(the most delicious)
調理方法 ゆで3〜3.5分分離調理
質量 内容量67g
熱量 250kcal(1,050kJ)
Na 0.95g
付属品 粉末スープ、調味油、チリパウダー、ネギ
ノンフライ麺 ○ (米粉麺)
湯切り
麺は幅6mmで薄く、軽い縮れがあってヒラヒラした舌触りです。白くて、フォーほどは輪郭が鋭くなくふくよかで、見た目や食感は日本のきしめんのようです。緻密で、適度なしなやかさを兼ね備えていて、食べやすいです。
汁・ソース スープは透明感が残る淡い茶色です。お湯は200mlしか入れませんが、汁なし麺ではなく十分にスープの存在感があります。甘めで、雑味がなくスッキリしていて、自然で繊細な印象です。これはインドネシアの即席麺には珍しく麺を湯切りをして、スープは別途お湯で溶くからでしょう。チキンと玉ねぎの香り以外に、原材料名には書かれていませんが、和風っぽいダシを感じます。うま味は人工的ですが、全然嫌味に感じません。香辛料の香りや刺激を直接的に感じます
具・その他 具は上質で、脂っぽくないものを入れたいです。初めて食べる会社の製品で、あまり期待をしていませんでしたが、意外に良かったです。
総合評価 ★★☆2.5
試食日 2025/03/07
賞味期限 2025/05/25
入手方法 2024/07/04 Grand Lucky (Indonesia)
税込購入価格 6,200 IDR (≒63 JPY)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.