No.7645 Nissin (Indonesia) Cup Noodles Rasa Kaldu Ayam ala Jepang

▲フタとカップの向きがピタッと一致しているのは
日本のカップヌードルと同様の美しさへのこだわり!
(海外製Cup Noodlesにはズレているものもある)
これを実現させるためには製造時のフタを熱融着する直前に
角度を合わせるための工程が入っているはず
・・・試食品がたまたま合っていただけかもしれないが

No.7645はインドネシアのNissin Foods Indonesia、Cup Noodles Rasa Kaldu Ayam ala Jepang。和風チキン味カップヌードル。No.7633で姉妹品のビーフ味を紹介している。チキン味は約十年ぶりの試食で、昔はカップが紙製ではなく硬い樹脂製であった。製品名は昔の「dan Sayuran(&野菜)」という言葉が省略された代りに「ala Jepang(和風)」が追加されている。

▲Cup Noodles Rasa Ayam dan Sayuran
2014年9月バリ島にて購入、価格は3,150 IDR
当時の社名はNissinmas

十年前は3,150 IDRで購入したのだが、今回(2024年7月)は7,700IDR(約79円)で、二倍以上に高騰しているんだね。現地資本の会社の製品よりも上昇率が高い。

食べてみて、鋭い刺激や硬さを一切排し、六面がソフトパッドに包まれたような、とことんマイルドに徹して苦しみのない優しい世界が実現されており、これはこれで一つの個性であると思う。適度に厚みのある味で、微量の唐辛子の刺激もあるので退屈さは感じない。

一方で十年前に食べた時の印象では鶏と野菜の匂いにもうちょい癖があったように記憶しており、少し変わったかな?と感じた。製品名から野菜が消えたのはそのためかな?とはいっても和風っぽさは殆ど検知できなかったのだが。

麺は幅2.5mmの強い扁平。柔らかめで重量感はないが、輪郭は明確で気泡感はなく、安っぽさや頼りなさは感じない。舌触りは日本のカップヌードルに近く、インドネシア発祥の会社によるカップ麺とは一線を画すもの。

スープは黄色く濁った、トロっとした舌触り。とてもまろやかでクリーミーなチキンのうま味がよく出ている。匂いも癖がない。しかし僅かにチクチクした唐辛子の刺激があり、退屈さは感じなかった。和風といっても醤油の香りはせず、むしろ洋風っぽい雰囲気が出ている。

挽肉のような大豆蛋白質は色違いの二種類が混じっており、そこそこ有難味がある。黄色い卵は硬め。

国名 インドネシア
ジャンル カップラーメン
EANコード 8 992718 853806
会社名 Nissin Foods Indonesia
製品名 Cup Noodles Rasa Kaldu Ayam ala Jepang
謳い文句 和風チキンヌードル
調理方法 熱湯3分
質量 内容量67g
熱量 310kcal(1,298kJ)
Na 1.20g
付属品 フォーク。粉末スープ、かやく(大豆蛋白質・卵・ねぎ)は混込済
ノンフライ麺 ×
湯切り 不要
2.5mmの強扁平、輪郭は明確で気泡感は弱い、柔らかめで軽い食感、日本のCNに近い
汁・ソース 黄色く濁りトロッとした舌触り、クリーミーでまろやか、癖は弱く軽い唐辛子の刺激
具・その他 挽肉似の蛋白質は一応有難味がある、卵は硬い、とことんマイルドに徹した味が個性
総合評価 ★★★3
試食日 2024/12/04
賞味期限 2025/03/22
入手方法 2024/07/04 Grand Lucky (Indonesia)
税込購入価格 7,700 IDR (≒79 JPY)

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