No.7619はインドネシアのIndofood、Indomie Premium Collection Mi Keriting Goreng Rasa Spesial。インドネシア風焼そばミーゴレンの高級版で13年ぶりの試食。昔はプレミアムコレクションなんてサブブランドは付いていなかった。
▲昔のIndomie Mi Keriting Goreng Spesial(2011年)
プレミアムと銘打つだけあって購入価格は4,300IDR(約44円)と同社の普通版ミーゴレンより三割ほど高い。パッケージも普通版とは異なるツヤ消し印刷、アルミ蒸着フィルムを使い遮光も万全。先にネタバレさせると具に鶏肉のソーセージ(薄い輪切り)が入っている。製品名に付くMi Keritingはちぢれ麺という意味。
食べてみて、Indomie定番のMi Goreng Spesial (Plus)とは麺もソースも具もあまり関連性のない、別人格の製品。例えるならば同じ明星でもチャルメラと中華三昧との如し。一般的なミーゴレンのコッテリした醤油っぽい甘さは影を潜め、日本の塩焼そばに近い印象。麺も太くてガッシリしている。
ただちょっと立派になり過ぎて、気安さとか親しみやすさが後退したようにも思えた。体に馴染む製品というのは高級とか上質といった要素とは一致しない。
麺は幅3mmの扁平断面。薄いが幅広なので縮れが強調され、普通のインドゥミーのミーゴレンよりも存在感が強い。表面は滑らかで輪郭は明快。奇しくも前回No.7618のバクミ・メーワの麺とよく似ているが、歯応えは今回の製品の方が明快。
ソースは甘めだが、ミーゴレンの醤油ダレっぽい香ばしさは控えめ。鶏肉のうま味や香りがかなり強く出ており、日本の塩焼そばにも近い印象。結構派手に自己主張をする味なので何か具を入れたい。辛さはマイルドかつ控えめで、もの足りないぐらいだ。
かやくに直径1.5cm程の薄い鶏肉ソーセージが入っており、有難味がある。人参とネギもミーゴレンでは珍しいが、フライドオニオンは付いていない。
国名 | インドネシア |
ジャンル | 袋汁なし麺 |
EANコード | 0 89686 04064 7 (UPC) |
会社名 | Indofood |
製品名 | Indomie Premium Collection Mi Keriting Goreng Rasa Spesial |
謳い文句 | Special Fried Curly Noodle |
調理方法 | ゆで2分お湯切り |
質量 | 内容量90g |
熱量 | 440kcal(1,842kJ) |
Na | 0.83g |
付属品 | 粉末ソース、ケチャップマニス、サンバルソース、かやく(鶏肉ソーセージ・玉ねぎ・唐辛子入り)、調味油 |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 要 |
麺 | 幅3mmで薄く縮れが強い、滑らかで輪郭明快、同社の普通版ミーゴレンより存在感大 |
汁・ソース | 甘めだが醤油ダレっぽさは弱い、鶏の旨味が派手で強く塩焼そばに近い、辛さ控えめ |
具・その他 | φ15mmの輪切り鶏ソーセージは有難味大、揚げ玉ねぎ無、普通版ミーゴレンとは別物 |
総合評価 | ★★★3 |
試食日 | 2024/10/27 |
賞味期限 | 2025/01/15 |
入手方法 | 2024/07/05 Grand Lucky (Indonesia) |
税込購入価格 | 4,300 IDR (≒44 JPY) |