No.7593 Indomie (Indomesia) Soto Mie Flavour

No.7593はインドネシアのIndofood、Indomie Soto Mie Flavour 。インドネシア本国ではRasa Soto Mieという名で出ている品で、同国の肉野菜スープ味。Indomie汁あり麺の代表的存在である。14年ぶりの試食。

ウチは最近インドネシアで買ってきた製品の紹介が多いけれど、今回の品は日本で購入した品のいただき物であり、袋の右上に「Export Product」と記されている。確固たる証拠は無いのだが、同社はインドネシア国内向けと輸出向けでの味の区別をしていないと感じているので同じものとして扱う(但しIndomieブランドの海外生産モノは中身が違う)。

食べてみて、素朴な味の袋麺なのだが、肉と野菜と香辛料を大鍋に入れ長時間グツグツ煮込んだような雑多な雰囲気が感じられ、南国の田舎料理っぽい印象を持った。適度な刺激や酸味もあり、暑い夏の中、汗をかきながら食べるのが似合いそうな製品である。

▲違う仕向地仕様のSoto Mie Flavour
「Goút Poulet(鶏) Au Soto」「印尼香檸牛肉湯麵」が並ぶ
図は米Walmartの通販ページから拝借
英文説明は「Indomie Soto Mie, Beef and Lime」

ただ恥ずかしながら、私のバカ舌ではうまみの元が鶏肉なのか牛肉なのかの判別が出来なかった(HALAL製品なので豚はあり得ない)。パッケージには多言語対応のフランス語の部分にだけ「Poulet」=チキンである旨の表示があるが、並んで書かれたドイツ語とポルトガル語には鶏を表わす表記はない。一方で別の仕向地用パッケージ(上図)には牛を表わす語があったりする。もしかしたらどちらも使っておらず化学調味料+合成香料であり、Indofoodからしてみたら何肉のダシかなんてどうでもいい話なのかもしれない。

麺は2mm強で、ふっくらした舌触り。気泡感や揚げ物の香ばしさはなく、落ち着いた感じである。ただ歯応えはやや鈍重でモッサリしている。

スープは濁った淡い色で、少しゴモゴモした舌触り。肉と野菜、香草を大鍋に入れて長時間グツグツと煮込んだような雰囲気が出ている。基本は塩味で、味や香りの要素は多くて退屈しない。僅かにレモングラスの酸味があり、内に籠らずにサッパリした開放感がある。ピリ辛程度の刺激があり、適度な緊張感をもたらすが、唐辛子は別添なので調整が可能。鶏肉か牛肉かの判別はできなかった。

肉や野菜の具を入れるならば、やはりじっくりと煮込んだような材料を入れたい。

国名 インドネシア
ジャンル 袋ラーメン
EANコード 0 89686 17034 4 (UPC)
会社名 Indofood
製品名 Soto Mie Flavour (輸出仕様)
謳い文句 Rasa Soto Mie
調理方法 ゆで3分
質量 内容量75/麺67g
熱量 356kcal(1,491kJ)
Na(麺具+汁) ~g(食塩相当量0.8+2.6g)
付属品 粉末スープ、調味油、チリパウダー
ノンフライ麺 ×
湯切り 不要
幅2mmでふくよか、気泡感や揚げ物臭はなく落ち着く、歯応えはやや鈍重でモッサリ
汁・ソース ゴモゴモした淡い色、基本は塩味、材料を大鍋で煮込んだ感じ、ピリ辛で僅かな酸味
具・その他 煮込んだ具が似合う、南国の田舎料理な雰囲気、暑い夏に汗をかきながら食すのが良
総合評価 ★★☆2.5
試食日 2024/09/14
賞味期限 2024/12/29
入手方法 2024/09/05 Amn様よりいただく
税込購入価格