No.7573 Mie Sedaap (Indonesia) Tasty Beef Yakiniku やきにく

No.7573はインドネシアのWingsfood、Mie Sedaap Tasty Beef Yakiniku、やきにく。紙箱入りでレトルトの具が付く高級即席麺。だが購入価格は5,200IDR(約53円)と高くない。

▲作り方説明の③を間違えて解釈してしまった

このBlogを公開する前日にYouTube動画をアップしたら「作り方が違う!」という指摘を複数頂いた。箱の裏面の絵を見て、③項は麺とゆで汁を鍋から丼へ移す工程だと解釈したが、改めて見ると鍋ではなく麺を湯切りをしたザルらしい。下に書かれたインドネシア語をGoogle翻訳にかけてみたら「湯から麺を取り出し湯を切って~」と出てきて失敗確定。でも汁ありで食べても十分に美味いと思ったよ。

(本来の食べ方とは違う汁ありで)食べてみて、レトルトの牛肉やコリコリして香ばしいふりかけの効果が大きく、約53円という購入価格を遥かに上回る満足感が得られたため★3.0点を付けた。醤油ベースの牛肉味スープも価格以上の上質感がある。

この試食で、本来汁なし麺で食べる製品を湯切りを行なわない汁ありラーメンとして食べたことの違和感は微塵も感じなかった。誤りが判明した今になって思えば、スープの味に少し間延びした部分があったな?とも感じたが。

では本製品を湯切りをして汁なし麺で食べることを想像すると、レトルト牛肉の存在感がより強くなり、ソースの味もグンと濃くなってかなり主張の強い、シャキッとした味になると思われる。

一方で、この製品はインドネシアのWingsfood社が日本をテーマとして作った味であり、パッケージには桜の花をあしらって繊細なイメージを訴求している。とすると主張が強くて強引な味は日本っぽさを遠ざけてしまう恐れもある。今回間違えて汁ありで食べてしまったが、それがむしろ怪我の功名になったのかもしれない。(もちろん次回からは気を付けます、Tastyシリーズはあと二品試食予定があるので)

麺は3mm弱の扁平で、しっとりとした粘りがあり、適度な重量感と存在感がある。自己主張は弱いが、しっかりした食感。

スープは濁った薄めの茶色。結構甘めで、醤油の香りが漂う。日本の即席麺だと言われてもあまり違和感は受けないだろう。レトルト具の煮汁から牛肉の香りがするが、あまり強くはない。うま味は強いがやや平板、辛さはちょい辛程度。

レトルトの牛肉は長辺が1cm程度の細かなもので、繊維質っぽい。味付けは濃く、大和煮のようでもあり、とても有難味を感じる。ふりかけとして揚げたワカメが付いているが、これは青海苔の入った揚げ玉みたいで、結構香ばしくて存在感がある。

国名 インドネシア
ジャンル 箱ラーメン
EANコード 8 998866 203043
会社名 Wingsfood
製品名 Mie Sedaap Tasty Beef Yakiniku
謳い文句 やきにく 100% U.S Beef Seaweed Crunch
調理方法 ゆで2分お湯切り
質量 内容量115g
熱量 530kcal(2,219kJ)
Na 1.12g
付属品 粉末ソース、レトルト具(牛肉)、チリパウダー、揚げ海藻
ノンフライ麺 ×
湯切り
(汁なし麺を汁ありで製作)3mm弱の扁平、しっとりした粘り、しっかりした重量感
汁・ソース 結構甘めの醤油味、日本っぽさが出ている、牛肉の香りは程々、旨味は強くちょい辛
具・その他 牛肉は長辺1cmで繊維質、大和煮に近く存在感大、揚げ玉は海の香り、お買い得感大
総合評価 ★★★3
試食日 2024/08/18
賞味期限 2024/12/18
入手方法 2024/07/04 Grand Lucky (Indonesia)
税込購入価格 5,200 IDR (≒53 JPY)