No.7556 康师傅 (China) 小米椒 泡椒牛肉面

No.7556は中国の康师傅控股、康师傅 小米椒 泡椒牛肉面。製造は江门顶益食品。康师傅(康師傅)は中国のダントツで最大の即席麺製造企業であり、中国一を世界一と言い換えても正しい。但し国内消費に殆どを費やし、輸出されて中国外で見掛ける機会は意外に少ない。

浅く調べた範囲では小米椒は雲南省(ベトナムやラオスと接する辺り)で採れる唐辛子の種類で、泡椒は発酵を伴う唐辛子の漬け物。青い唐辛子を使うと調理例写真のようなクリーム色になる、らしい。フタの左下に泡椒の小袋が写っているのでレトルトの泡椒が付いているようだ。ガチの中華が味わえる期待がある反面、普通の日本人の口に合うのだろうか?という懸念もある。

食べてみて、唐辛子の辛さよりも発酵した酸っぱさが勝った味。うまみは結構強いが取って付けたような違和感があり、牛肉とか泡椒とは無関係のように感じる。まああくまで中国人民のための製品であって、日本人を含む外人には不愛想で取っ付きにくい味だなあ、と感じた。

もし康師傅に手を出すならば、まずは一般的な紅焼牛肉面あたりから始めるべきで、いきなりこの小米椒 泡椒牛肉面へ行くのはお勧めしない。

麺は幅2mmの扁平断面で、角は丸められて、表面が少しぬめるような舌触り。気泡感が結構あり、パサついた感じの軽い食感。古いタイプの揚げ麺だが、安っぽい嫌な匂いはしない。麺は重さが85gもあり、結構な大盛りである。

スープは淡い黄緑色で、若干の透明感が残る。漬物のような発酵臭を伴う酸味が強く出ており、また唐辛子の刺激も強い。うま味はよく出ているが、牛肉の匂いは控えめ。あまりラーメンのスープっぽくない。

薄い黄色の泡椒(唐辛子の漬け物)は殻が硬めだが辛さは程々。小さな牛肉の欠片が入っているが、あまり有難味を感じない。

国名 中国
ジャンル カップラーメン
EANコード 6 900873 002177
会社名 康师傅控股
製品名 康师傅 小米椒 泡椒牛肉面
謳い文句 鮮辣好痛快 Xiaomijiao Pickled Pepper Beef Noodle
調理方法 調理方法記載なし
質量 内容量110g/麺85g
熱量 489kcal(2,047kJ)
Na 2.762g
付属品 液体スープ、粉末スープ、かやく(泡椒)、フォーク
ノンフライ麺 ×
湯切り 不要
2mmの扁平断面、角は丸く表面はぬめりを感じる、気泡感があり軽い食感、量は多い
汁・ソース 透明感が残る淡い黄緑、発酵臭の酸味、辛さも強い、旨味は強いが牛肉の匂いは弱い
具・その他 淡い色の泡椒は表面が硬いが辛さは控えめ、牛肉の欠片、日本人には合わなそうな味
総合評価 ★★2
試食日 2024/07/22
賞味期限 2024/10/23
入手方法 2024/06/29 華僑服務社
税込購入価格 246 JPY