No.7529はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 京都背脂醤油味。11年ぶりの試食で、当時と今とでパッケージデザインは殆ど変わっていない。丼も同じ柄だし、JANコードも同一。
▲11年前のニュータッチ凄麺 京都背脂醤油味
(2013年11月、発売直後)
つい最近のNo.7519で凄麺の熟炊き博多とんこつを同じ11年ぶりに食べた際、やはり外観があまり変わっていないのに中身は結構違っていることに驚いた。開封して目に見える範囲でもスープの数や具の種類が減っていて、食べても全体的に素っ気なくなったようで、コストダウンを伴う改変があったのかと感じたもの(こちらの場合はJANコードが変わっていた)。今回の京都も中身が変わっている可能性があると思い、身構えて試食に臨んだ。
食べてみて、この製品は11年前と食べた印象が殆ど変わっていなかった。そしてとても好ましいと思う(11年前も今回も★3.5)。上品でかつ力強い。そして安心感・安定感のある製品である。
11年前に食べた味をリアルに覚えている訳ではないのだが、当時試食の直後に書いたメモの内容を先ほど見返したら、今回食べて感じたことを記録した内容と殆ど一致していて笑ってしまった。些細な部分の変更は多々あるのだろうと推測するが、製品全体のイメージは2013年の発売以降そのまま変えずに継続している。
麺は2.5mmの角断面で、縮れは弱く、表面は滑らか。隙がなく緻密な印象で、しなやかさとコシを両立している。適度な粘りもあり、昔よりもこわばったようなゴムっぽさを感じなくなった。醤油の匂いによく合うような小麦粉のいい香りも十分に出ている。
スープは濁りのある淡い茶色で、軽く背脂が浮いている。甘めのポーク味で、醤油は薄口。うま味は強く、ニンニクの匂いがする。殆ど意識しない程度の唐辛子の刺激がある。上品だが、背脂の力感があり、頼りなさは感じない。
豚肉は大きくて薄く、脂身が付いており力強い。細かなネギは大量で、効果的だが少し邪魔だとも感じた。メンマはしなやか。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | 4 903088 010380 |
会社名 | ヤマダイ |
製品名 | ニュータッチ凄麺 京都背脂醤油味 |
謳い文句 | 濃厚な背脂の甘みと唐辛子の辛み チャーシュー・メンマ 九条種ネギ入り |
調理方法 | 熱湯5分 |
質量 | 内容量124g/麺60g |
熱量 | 439kcal(1,838kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量1.9+5.4g) |
付属品 | 液体スープ、かやく1(味付豚肉)、かやく2(ねぎ・メンマ) |
ノンフライ麺 | ○ |
湯切り | 不要 |
麺 | 2.5mmの角断面、弱縮れで表面は滑らか、緻密でしなやかさとコシを両立、香り良し |
汁・ソース | 濁った淡い茶色、背脂は控えめ、甘めの豚味で醤油は薄口、軽めのニンニクと唐辛子 |
具・その他 | 薄い豚肉は脂身付き、ネギは大量だが少し邪魔、上質で力強く11年前と殆ど同じ印象 |
総合評価 | ★★★☆3.5 |
試食日 | 2024/06/03 |
賞味期限 | 2024/09/18 |
入手方法 | 2024/04/12 Olympic |
税込購入価格 | 246 JPY |