No.7486は東洋水産、マルちゃん 麺づくり 鶏だし塩。前回の日清麺職人柚子しおに続く普及価格帯ノンフライ麺の塩味。たまたま特売の現場に遭遇して税抜128円で購入、ありがたや~。(税抜希望小売価格は236円)
麺づくりは1992年の発売だが、鶏だし塩の発売はそれからだいぶ経った2004年で(この間にタンメンとか磯だし塩、あさりダシ塩等が存在した)、発売直後に食べて以来ずっと縁がなかった(このときは試食記を書いていない)。えらく間が空いちゃったな。なお麺づくりには袋版も1996年から短期間存在した。
食べてみて、結構骨太なキャラクターを持っている製品。前回の日清麺職人が思いっきり和風に振って繊細な印象だったのとは対照的。この二者はどちらも普及価格帯に属する塩味のノンフライカップ麺だけど、決して「どちらを選んでも大差ない製品」ではない。それぞれに適した用途があるのだ。
というか、普通の塩ラーメンを熟成深化させたのがこの麺づくりであり、麺職人は主流から外れて個性を強調させたように思う。一般的な用途では麺づくり、今日の私は感覚が鋭く研ぎ澄まされているの、という気分の時は麺職人という棲み分けかな。なお、どちらの製品も贅沢品市場は対象外として切り捨ているようで、具は簡素、というかハッキリ言って貧相であることが共通する。
麺は幅2.5mmの扁平断面で、ボリューム感は弱め。でもしっとりしたしなやかな舌触りで粘りも強く、存在感が高い。日清麺職人の塩味がサラサラした軽快な麺なのに対し、麺づくりはもちもち、もしくはネチャッとした重厚な印象の麺である。
スープは軽い濁りがある淡い色で、鶏のうま味が強く出ている。塩分とうまみが強く、しっかりした味。液体スープによるしっとり感と、ラードの力感も備わっている。胡椒と唐辛子の刺激があり、退屈さは感じない。
メンマは小さいが歯応えが明確で、いいアクセントになっている。胡麻が妙にたくさん入っている。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | 4 901990 372404 |
会社名 | 東洋水産 |
製品名 | マルちゃん 麺づくり 鶏だし塩 |
謳い文句 | 香り立ちスープ×つるつる麺 ノンフライ細麺 |
調理方法 | 熱湯4分 |
質量 | 内容量87g/麺65g |
熱量 | 313kcal (1,310kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量1.7+4.1g) |
付属品 | 液体スープ、粉末スープ(ごま入り)、かやく(チンゲン菜・メンマ・ねぎ) |
ノンフライ麺 | ○ |
湯切り | 不要 |
麺 | 幅2.5mmの扁平、ボリューム感は弱め、しっとりした舌触りで粘りもあり存在感が大 |
汁・ソース | 軽く濁る淡色、強い鶏の旨味と塩、液体の湿潤とラードの力感、唐辛子と胡椒の刺激 |
具・その他 | 小さなメンマは歯応え明確、胡麻が妙に多い、日清麺職人とは全然違う骨太なキャラ |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2024/03/31 |
賞味期限 | 2024/07/22 |
入手方法 | 2024/02/28 相鉄ローゼン |
税込購入価格 | 138 JPY |