No.7209はベトナムのAsia Foods Corporation、Jomo Mì Khoai Tây Hương Vị Sườn Hầm Măng Chua。メンマとリブ肉の煮込み味じゃがいも麺。

同社はGấu Đỏブランドが古くから有名だが、今回のJomoブランドは2012年にベトナムへ行った際には見た覚えが無い。だが昨年末に行った際は、大型スーパーでで棚一段分程度の存在感を得ていた。勿論ウチでJomoを紹介するのは今回が初めて。

この「Jomo」ブランドに遭遇した瞬間、日本のガソリンスタンドのJomoと関係があるのか？あるいは上毛（群馬）出身の有力者が出資したのか？と胸騒ぎしたよ。

▲裏面は鏡面メタリック地に黒色印刷で、撮影がえらく大変だった（自分の姿やカメラが映ってしまう）
上図は複数枚の写真を合成して作成

食べてみて、全体的に単調な味ではあるが、日本人にとって馴染み深いメンマの匂いと微かな酸味が親しみを感じさせてくれる。液体スープを使うので、軽薄な安っぽさは感じない。

日本の醤油味の即席麺でも原材料名にメンマパウダーと記されている場合が結構あるので、違和感無くしっくりくるのであろう。ちなみにベトナムの屋台でフォーとかブンを頼むと具にメンマが入っていることがあった。ということは同じ支那竹文化圏だね。

麺は幅2.5mmの扁平断面で、気泡感が結構ある。輪郭は明確で、ジャガイモの澱粉を混ぜてあるためか一本一本の粒立ちが良い。反面日本のラーメンの麺とは違う弾力感があり、硬めの発泡ゴムみたいな歯応えを感じる。

スープは軽い濁りがある茶色で、メンマや醤油っぽい匂いと軽い酸味がある。牛肉の香りも良く出ている。液体スープらしくしっとりした舌触りで、安っぽさは感じない。うま味はかなり強く、辛い刺激は無い。

具に大豆蛋白質の丸い粒々が入っているが、あまり有難味は感じない。ネギは多い。全体的にちょっと単調な味だが、メンマや肉をたくさん入れると、真価を発揮してくれそうだ。

国名	ベトナム
ジャンル	袋ラーメン
EANコード	8 934679 140458
会社名	Asia Foods Corporation
製品名	Jomo Mì Khoai Tây Hương Vị Sườn Hầm Măng Chua
謳い文句
調理方法	丼お湯入れ3分
質量	Net80g
熱量	363kcal (1520kJ)
Na	～g
付属品	液体スープ、かやく（大豆蛋白質・人参・ねぎ）
ノンフライ麺	×
湯切り	不要
麺	幅2.5mmの扁平断面、気泡感が強、輪郭は明確で粒立ち良、澱粉添加麺特有の弾力感
汁・ソース	軽い濁り、メンマと醤油の香り、軽い酸味、牛肉の香り、液体らしく滑らかだが単調
具・その他	旨味は強く辛い刺激はない、具の大豆蛋白質は有難味に欠ける、メンマを追加したい
総合評価	★★2
試食日	2023/01/15
賞味期限	2023/03/18
入手方法	2022/12/01 Lotte Mart (Vietnam)
税込購入価格	6,100 VND (≒35 JPY)