No.7206は秋田県のツバサ、きりたんぽラーメン 秋田チャンポン味。製造はクックランド。具にレトルトのきりたんぽが付いた冒険的なラーメンで、姉妹品に比内地鶏醤油味・秋田辛味噌味が存在する。ツバサ及びクックランドの秋田県コンビはNo.7192のハチ公ラーメンでも取り扱ったばかり。しっかし、チャンポンが秋田にもあるなんて全然知らなかったよ。味噌味ベースのものが主流らしい。
スペック上できりたんぽは重さ17gのものが四個、計68gもある。これはご飯の塊であり、きりたんぽだけでも結構腹持ちしそう。普通のラーメンの一食分よりもかなりボリュームがある製品だと覚悟して臨む必要がありそうだ。
食べてみて、他にない楽しい製品。そして麺+きりたんぽで炭水化物づくしの製品だなあと再認識した。このためかスープは結構塩辛い味付けになっており、食べ始めに麺だけを食していた際は違和感を持った。だがその後にきりたんぽを口に含みだすと塩分過多感は薄まる。
なのできりたんぽをどう食べるかで印象が大きく変わりそうだ。先に麺を食べ切って、その後きりたんぽを崩し雑炊のようにして食べるか、麺を食べる合間に具として食べるか(まあ具としては味がしないのだけど)。ベストな食べ方を見付けるのには多少の試行錯誤を要しそう。
秋田チャンポンのスープは塩辛いだけでなく基本がしっかりしている印象。海鮮のリアルな生臭さが感じられるのが好き嫌いを分けそうだが、個人的には好ましいと思う。ちなみに味噌味ベースではなかった。
麺は2mm角の正方断面で、密度が高くみっちりと詰まった印象。それでいてしなやかさも備わっている。小麦粉の香りは程々で、存在を主張する麺ではないが、強い味のスープや個性的なきりたんぽをしっかりと支えている。
スープは濁り感がある淡い茶色で、とても強い味。だが大容量で低濃縮の液体スープなので人工的な感じはしない。海鮮の香りは臨場感があり、良い意味で魚介類のの生臭さを感じる。鶏や豚のうま味もしっかり出ている。ただ塩分がかなり強い。辛い刺激はない。
きりたんぽは四切れ入っており、お米としてもお茶碗半杯分ぐらいの量があるので、これだけでも十分にお腹が膨れる。歯応えは結構硬めで、海鮮味スープとの相性も悪くない。きりたんぽに合わせるためかスープがかなり塩辛いので、お湯の量を増やすか、野菜をたくさん入れたいところである。
国名 | 日本 |
ジャンル | 箱ラーメン |
EANコード | 4 582438 058854 |
会社名 | ツバサ |
製品名 | きりたんぽラーメン 秋田チャンポン味 (製造はクックランド) |
謳い文句 | 海鮮と比内地鶏スープ 肉厚きりたんぽと角太中華麺 |
調理方法 | ゆで4〜5分 |
質量 | Net193/麺80g(きりたんぽ17gx4) |
熱量 | 544.6kcal (2280kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量7.3g) |
付属品 | 液体スープ、きりたんぽ |
ノンフライ麺 | ○ |
湯切り | 不要 |
麺 | 2mmの正方断面、密度が高くしなやかさも備わる、小麦の香りは程々、存在感も弱い |
汁・ソース | 濁った茶色で強い味、海鮮の生臭さを感じる、畜肉の香り、塩分強し、辛い刺激なし |
具・その他 | きりたんぽは硬めで量が多い、面白いが具として食べるか崩して雑炊風にするか迷う |
総合評価 | ★★★3 |
試食日 | 2023/01/11 |
賞味期限 | 2023/01/26 |
入手方法 | 2022/12/15 Kazue特派員よりいただく |
税込購入価格 | 594 JPY |