No.7190は麺のスナオシ、四つ葉軒 コク旨味噌ラーメン。四つ葉軒シリーズはスーパーのライフ専売製品だと思っていたが、JANコードの業者項は麺のスナオシのものであり、ライフが物流の全てを取り仕切るものではないみたい。実際一時期amazonでも扱っていた痕跡がある。
姉妹品のコク旨醤油ラーメンをNo.7100で紹介しており、この時は税込95円という安価ながらもスープがとてもしっかりしていて大いなる感銘を受け、その余韻の勢いで手が滑り(?)スナオシ史上初となる★3.0点を付けたもの。だから今回の味噌味の試食に当たっていやが上にも期待値がMaxに膨張してしまうよ。ふたたび奇跡は起こるのだろうか?
食べてみて、姉妹品のコク旨醤油ラーメンの時ほどの深い感銘は受けす、奇跡が二度続くことはなかった。但しこれには何も期待せずに食べた時とそれなりの期待をしながら食べた時の差が含まれているかもしれない。とはいえ税込95円という購入価格に対しては一応の満足感を得られるものである。
だが醤油の時と比べるとスープの味や香りの手数が減って単調になったように感じ、これに伴い麺やかやくの少し至らない点が露呈したように感じた。醤油の時はスープに驚いて他の要素がもうどうでもよくなっちゃったんだよね。
麺はより安価な麺’sなどで使われるスポンジーな食感なものを湯戻し時間を四分に伸ばして足腰を若干強化した感じで、醤油味の麺とは同じっぽい印象。さらに具は麺’s等と全く同じものを使いまわしているのだろう。
スープだけを液体の特別仕立てとして高級化した製品だと言え、全体のバランスとしてはやや歪であるともいえる。決して否定はしないんだけれど、安価な割にはちょっとお高く止まって、気軽さや親しみやすさを感じにくくなったような気がする。
麺は幅2.5mmの扁平形状で、角は丸められており輪郭は曖昧。軽く気泡感があり、噛み応えはソフトでフニャっとした感覚。いつものスナオシと似ている印象だが湯戻しが四分と長く、少しだけ重厚感を増したような印象。
スープは甘さを抑えて厳しさを感じる味噌味。液体スープなので乾燥した日向臭さはない。また結構油が多く、滑らかさと腰の低さがある。うま味と辛い刺激は抑制的で、しっとりと落ち着いた印象の味である。反面華やかさに欠けて単調でもある。
具は野菜だけで物足りなさを感じる。肉があれば印象がかなり変わるだろう。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | 4 973288 428049 |
会社名 | 麺のスナオシ |
製品名 | 四つ葉軒 コク旨味噌ラーメン |
謳い文句 | 3種類の味噌をブレンドし、背脂の旨味と山椒の風味があるコク旨味! スープに絡む中太麺 |
調理方法 | 熱湯4分 |
質量 | Net105/麺68g |
熱量 | 427kcal (1788kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量0.4+5.2g) |
付属品 | 液体スープ、かやく(コーン・ワカメ・ネギ・もやし) |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 幅2.5mmの扁平、輪郭は曖昧、気泡感がありフニャッとした歯応え、重たいスナオシ |
汁・ソース | 甘みを抑えた厳しい味噌味、液体スープはしっとりして油が多く旨みや刺激は抑制的 |
具・その他 | 具の野菜は安っぽい、スープだけが頑張っている印象、安価な割に親やすさに欠ける |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2022/12/13 |
賞味期限 | 2022/12/18 |
入手方法 | 2022/10/05 ライフ |
税込購入価格 | 98 JPY |