No.7173 あすなろ舎 ゆるキャン△SEASON2 鴨だしそば

No.7173はあすなろ舎、ゆるキャン△SEASON2 鴨だしそば。製造は埼玉の高橋製麺。グラフィック違いで五種類のパッケージが用意される。あすなろ舎はサンリオなどのキャラクターグッズを扱う会社。

本製品はキャンプ好きの女子達を描いたアニメ「ゆるキャン△SEASON2」の劇中で、大晦日に年越し蕎麦を作るシーンに関連付けて企画されたもの。ここではなめこや白身魚フライ、海苔や卵を添えるのが正統なあり方である。といっても私は観ていないのでネットで調べた知識でしかないが。今回の品はアニメの舞台である山梨(他に静岡・長野)の道の駅で遭遇したもの。8月末に買ったのだが、もう終売で入手不能かも?

食べてみて、とても丁寧に作られており、雑な部分が無い蕎麦。揚げ麺であることのハンディを全然感じなかったのは立派だし、低濃縮大容量の液体スープは自然な口当たり。キャラクター商品なので高価格(税込378円)なのはしょうがないが、麺とつゆに関しては袋の即席そばの定番であるマルちゃんの天ぷらそばや鴨だしそばよりも一枚上手なように感じた。

但し今回の品は具や薬味が無いので素で食べると少々物寂しい。「ゆるキャン△SEASON2」劇中の年越し蕎麦に倣っていろいろな具や薬味を用意することが望ましい(少なくともネギは必須)。基本骨格がしっかりしている製品なので、どんな具を入れてもへこたれることはないだろう。

麺は幅2mmの細い角断面で、表面はザラザラしており輪郭はハッキリしている。揚げ麺なのに気泡感は無く、粘りと重厚さがある舌触り。噛み応えはグニャっとした鈍さがあるが、蕎麦なので違和感は無かった。

スープはみりんの甘さが強く、鰹と鴨のだしが潤沢に出ている。脂っぽさは控えめだが、液体らしく滑らかで自然で、まろやかな口当たり。味そのものはきちんと塩を効かせ、しっかりした土台と強い存在感があり、いろいろな具を入れることを前提としている味作りだと感じた。また辛い刺激は無くやや単調なので、唐辛子やネギを好みに応じて用意する必要がある。

国名 日本
ジャンル 袋そば
EANコード 4 991567 088722
会社名 あすなろ舎
製品名 ゆるキャン△SEASON2 鴨だしそば (製造は高橋製麺)
謳い文句
調理方法 ゆで3分
質量 Net140/麺90g
熱量 488.1kcal (2044kJ)
Na(麺具+汁) ~g(食塩相当量1.1+6.1g)
付属品 液体スープ
ノンフライ麺 ×
湯切り 不要
幅2mmの角断面、表面がザラザラ輪郭は明確、揚げ麺だが気泡感無し、歯応えは鈍め
汁・ソース みりんの甘さと鴨と鰹の出汁が強い、脂っぽさは控えめ、液体らしい滑らかさで自然
具・その他 存在感が強い味、素では単調なので薬味や具を入れるべし、キャラクター商品で高価
総合評価 ★★☆2.5
試食日 2022/11/04
賞味期限 2022/12/08
入手方法 2022/08/30 道の駅どうし
税込購入価格 378 JPY