No.7158 JA全農 A-COOP 味噌ラーメン

No.7158はJA全農、A-COOP 味噌ラーメン。製造は寿がきや食品の関東工場(群馬県高崎市)、少し前までは加ト吉水産名義だった場所で生産されたもの。No.7138で姉妹品のカレーうどんを紹介している。ノンフライの麺が売りであり、カネボウフーズやテーブルマークのDNAを引き継ぐ製品であるともいえるだろう。

A-COOPブランドの製品は一般的なスーパーやコンビニでは見掛けることが出来ず、農業が盛んな地域に置かれるJA農産物直売所など限定される。このため、都市部の人にとっては入手ががなかなか困難である。旅行の際などにちょっと足を伸ばして探してみるのがいいだろう。って、そんな人はいるのかな?

食べてみて、税込100円で購入した製品としては十分に満足できる。ノンフライの麺も液体のスープもそこそこの質感を持っており、神経を逆撫でするような嫌な要素は無い。一方でスーパーやコンビニで売られている競合を出しぬいて勝つぞ!という気概は全然感じられず、程々の幸せがあればそれでいいやという感じの製品である。

ただ魂を揺さぶるような情緒的な感動は無く、あくまで事務的に腹を膨らまして栄養を摂取する、という遊びやゆとりのない食べ物である。忙しくて食事のことなんて考えていられない、作業する傍らで食べる、なんて用途に適するだろう。尖った部分や不安な要素は無いので作業を妨げる余計な心配をすることはないし。

麺は幅3mm強で太めの扁平断面で、エッジや歯応えは鈍め。ノンフライらしく小麦粉がみっちり詰まった感じはするが、その分重たくて縮れも強く、箸ですくい上げにくい。香りは弱く、あまり自己主張する麺ではない。

スープは味噌の粉っぽさがある一方で、液体らしくしっとりした滑らかさもある。塩分以上にうま味が勝る、明るい印象の味である。香りは過度な自己主張をせず、あまり欲張っていない感じ。辛い刺激はない。

肉は歯応えが不自然だが有難味はある。コーンは少ないが、キャベツやワカメの量は十分。

国名 日本
ジャンル カップラーメン
EANコード 4 908010 011046
会社名 JA全農
製品名 A-COOP 味噌ラーメン (製造は寿がきや食品)
謳い文句 油で揚げてないノンフライ麺 液体スープ使用 国内製造
調理方法 熱湯4分
質量 Net96/麺65g
熱量 312kcal (1306kJ)
Na(麺具+汁) ~g(食塩相当量2.0+3.8g)
付属品 液体スープ、かやく(キャベツ・肉そぼろ・とうもろこし・ねぎ・わかめフレーク)
ノンフライ麺
湯切り 不要
幅3mm強で太めの扁平断面、輪郭や歯応えは鈍め、重たくて縮れも強く箸で掴み難い
汁・ソース 味噌の粉っぽさと液体のしっとり感が共存、塩分より旨味が勝る、過度な主張は無い
具・その他 肉は歯応えが不自然だが有難味はある、税込百円なら文句は無いが、情緒性に欠ける
総合評価 ★★☆2.5
試食日 2022/10/06
賞味期限 2022/11/06
入手方法 2022/07/08 道の駅常陸大宮かわプラザ
税込購入価格 100 JPY