No.7146は東洋水産、Maruchan QTTA シーフード味 カニカマ200%。今年の6月27日よりレギュラー品を置き換える形でカニカマを大幅増量した製品。数量限定販売で、売り切ったらカニカマの少ない従来品に復帰するもの(現在はもう戻っている)。
実は従来品を購入した直後に今回のカニカマ増量企画の報を受け、ならば両方同時に食べてみようと増量品も入手した。
▲左が今回のカニカマ200%、右が従来品
JANコードは同一
双方を開封したところ、今回の品は確かに赤白のカニカマに圧倒され、数えてみたら12個。従来品は6個で丁度二倍、宣伝文句に偽りナシ!だが貝柱風かまぼこは4個対6個と逆転、イカや卵の量も減らしてコスト上の帳尻を合わせているようだ。
食べてみて、カニカマの嵐。食べても食べてもカニカマが無限に沸き出てくる印象。あまり有難味の強い具ではないのでもうこれ以上は要らないと思った。貝柱風かまぼこが倍の方が良かったのでは?という気もする。まあ限られた期間内のちょっとした遊びだと考えれば微笑ましい企画である。
具以外は従来品と比べて大きな違いは感じなかった。縦型カップとしては麺もスープもぶ厚くふくよかな感じで、十分な充足感を得られる。その反面歯応えも味もダイレクト感に欠け間接的な印象でシャキッとせずモッサリ、ちょっと歯痒い気持ちになった。まあこれこそがQTTAのキャラクターなのだろう。
麺は幅2.5mmの扁平断面。日清のシーフードヌードルより厚めだが、角は鈍く噛み切り感は曖昧で重たい。揚げ物の香ばしさを感じる。
スープは淡い色で、少し濁りと粘性のあるとろっとした舌触り。日清のシーフードヌードルよりも磯臭さが弱く、あまり海鮮っぽさは感じない。うま味はかなり強いが、掴みどころのないような曖昧な味である。塩分が控えめであること(3.9g、従来品は3.8g、日清シーフードヌードルは4.7g)の弊害かもしれない。
カニカマは倍増ということで12個入っており、見た目も鮮やか。だが過剰で飽和状態という感じでもあり、こんなには要らない。一方で従来品と比べて貝柱風かまぼこと薄いイカの量は明らかに少なくなっていた。そしてシーフードを名乗るならばやっぱり海老が欲しいところだ。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | 4 901190 371063 |
会社名 | 東洋水産 |
製品名 | Maruchan QTTA シーフード味 カニカマ200% (数量限定発売) |
謳い文句 | 数量限定カニカマ200% ※従来品比2倍に増量 |
調理方法 | 熱湯3分 |
質量 | Net80/麺66g |
熱量 | 348kcal (1457kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量1.7+2.2g) |
付属品 | なし。粉末スープ、かやく(かに風かまぼこ・卵・いか・貝柱風かまぼこ・ねぎ)は混込済 |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 幅2.5mmの扁平で厚みもある、角は曖昧で噛み切り感はやや鈍重、揚げ物の香ばしさ |
汁・ソース | 淡く濁りととろみ、磯臭さは弱い、旨味は強いが曖昧な味、塩分控えめだからだろう |
具・その他 | カニカマ12個で飽和状態、エビが欲しい、ふくよかで厚い味、ダイレクト感に欠ける |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2022/09/12 |
賞味期限 | 2023/01/28 |
入手方法 | 2022/08/10 クリエイトSD |
税込購入価格 | 117 JPY |