No.7119はインドネシアのKarunia Alam Segar、Wingsfood Mi Sedaap Mi Sup Perisa Ayam Bawang。オニオンチキン味。
▲Mie SedaapとMi Sedaap、袋の材質も別物
どちらもJPNと印字があるので日本向けロットだね
ウチのBlogを細かく読み込んでいる人は、「あれ?前回は『Mie Sedaap』だったのに今回は『Mi Sedaap』か、Tontantinもヤキがまわったなあ」と思うかもしれない。しかしこれでいいんです!
MieもMiもあの辺の地域での麺を指す単語。Mieはインドネシア国内向けなのに対し、Miは輸出仕様で袋にアルミ蒸着の遮光処理が施され多言語併記となる。日本にはどちらも入ってきていて、違いを捜すのも面白い。
食べてみて、基本は日本で言う塩ラーメンに近いのだが、ニンニク臭とギトギトした油っぽさが突出しており、玉ねぎを焦がした香ばしさも強く出ており癖が強い。日本人にとっては好き嫌いが大きく分かれそうな製品である。私の場合、毎日続けてだと少しきついけれども、たまに食べるぐらいならば歓迎する。
ただ赤道に近いインドネシアやその近隣諸国で、ギラギラした陽が照り付ける中(勿論エアコンなんて無い)、蒸し暑さをはね返して生き延びるためにはこの製品とこの味が必要なのだろうと想像する。(海外製即席麺を食する一番の醍醐味は、現地の人々の日常生活に想いを馳せることにある、と私は考える)
我々もこの真夏にバルコニーに出て、ガムランでも聞きながらSedaapを食べれば、気持ちはインドネシアンになれるだろう!
麺は幅2.5mmの角断面で、内側から膨らんだような舌触り。輪郭は明確で、重量感がある。硬めでボソボソした武骨な噛み応え。存在感が大きな麺だがしなやかさに欠け、不自然に歯応えを強調したかのような印象を持った。
スープは濁り感がある淡い色で、とろっとした舌触り。チキンのまろやかなうま味が強く出ていて、塩分は強め。フライドオニオンの香ばしさが強調され、ニンニク臭が隙間を埋めるような構図である。チリパウダーを全部入れても刺激は大して強くない。
国名 | インドネシア |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 8 998866 200318 |
会社名 | Karunia Alam Segar |
製品名 | Wingsfood Mi Sedaap Mi Sup Perisa Ayam Bawang |
謳い文句 | Onion Chicken Flavour Noodle Soup |
調理方法 | ゆで3分 |
質量 | Net70/麺61g |
熱量 | 330kcal (1382kJ) |
Na | ~g(食塩相当量2.41g) |
付属品 | 粉末スープ、フライドオニオン、調味油、チリパウダー |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 2.5mm角でふくよか、輪郭は明確で重量感が大、硬めでボソボソした武骨な噛み応え |
汁・ソース | どろっとした濁りがある淡い色、鶏のまろやかな旨味、塩分強し、ギラギラ油っぽい |
具・その他 | 揚げ玉葱とニンニクの匂い、辛さは程々、クセが強い、熱帯地方で食べるのが似合う |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2022/07/19 |
賞味期限 | 2022/11/15 |
入手方法 | 2022/03/27 のざわや |
税込購入価格 | 100 JPY |