No.7089はヤマダイ、ニュータッチ凄麺 広島THE・汁なし担担麺。私がこの料理の名前を聞いたのは結構最近のことであり、調べたところ誕生してからまだ二十年ぐらいしか経っていないらしい。まあ名前で味は大体想像できるし、十分においしそうだ。
▲マスコットキャラクター「汁なしパンダ担担」
本製品はひろしま 汁なし担担麺推進委員会の推奨品。キャラクターが何故パンダなの?という疑問があるのだが、解説によると山椒の刺激で独自進化を遂げ、(KISSのメイクみたいな)赤い星印はもみじ模様だとか。耳にはトゲトゲがあって攻撃的に見えてしまい、あまり汁なし担担麺を盛り立てるようには感じないなあ。
食べてみて、重厚さがある汁なし麺である。汁ありの担々麺をギュッと凝縮したような強い味で、麺は手応えがあり量も多く、これ一食で結構な満腹感を得られる。凄麺にしては珍しくちょっとジャンキーっぽさがあるものの、軽薄な印象は無い。
しっかし、凄麺の麺は懐が深いというか適応範囲が広いね。今回のような汁なし麺ではちゃんとそれらしい振舞いをするのだが、それでいてきちんと凄麺らしさを保っている。この、筋の通し方に関してはラ王や正麺よりも上手なのでは?と思うほど。これが顧客忠誠心を保つための源泉なんだなあ。
麺は細めの角断面で、中にみっちりと小麦粉が詰まっているような感じ。太さの割には存在感が強い。反面軽快感やキレの鋭さは無く、じわじわと重たさを感じるような麺である。小麦粉の香りは意外に地味。汁なし麺なので凄麺にしては量が結構多い。
ソースは擦り胡麻のどろっとした舌触り。花椒の痺れる刺激があるが、唐辛子を含めて辛さはそれほど強くはない。麺と同様に重たさを感じる味で、土台となる部分がしっかりしているというか、やや鈍重な印象がある。塩分やうま味は強い。
挽肉は味も食感もしっかりしていて効果的。乾燥ネギ等のふりかけが、麺やソースの重たい感じを少し緩和してくれる。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップ汁なし麺 |
EANコード | 4 903088 015736 |
会社名 | ヤマダイ |
製品名 | ニュータッチ凄麺 広島THE・汁なし担担麺 |
謳い文句 | 胡麻ダレの旨さとクセになる花椒の辛さ 広島汁なし担担麺推進委員会推奨(2021年より) |
調理方法 | 熱湯4分お湯切り |
質量 | Net119/麺72g |
熱量 | 424kcal (1775kJ) |
Na | ~g(食塩相当量4.3g) |
付属品 | 液体ソース、かやく(味付肉そぼろ)、ふりかけ(ごま・ねぎ・花椒・唐辛子) |
ノンフライ麺 | ○ |
湯切り | 要 |
麺 | 細めの角断面だが小麦粉が詰まった感じで存在感が強い、軽快感やキレの鋭さは無い |
汁・ソース | すり胡麻の香りと花椒の痺れる刺激、辛さは程々、重たく強い味、塩分や旨味は強い |
具・その他 | 挽肉は味も食感もしっかりしている、ふりかけが全体の重たさを緩和する、満腹感大 |
総合評価 | ★★★3 |
試食日 | 2022/05/21 |
賞味期限 | 2022/09/21 |
入手方法 | 2022/04/05 ドン・キホーテ |
税込購入価格 | 192 JPY |