No.7073は大黒食品工業、大黒 杵もちらーめん。冬季のみの季節限定商品で、越後製菓製の杵つき餅が入っている。大黒で餅入りの力うどんなら食べたことがあるが、今回のラーメン版は初めてである。
▲昔の大黒力うどん(2004年版)
餅が茶色く焦げているのは今の時代だとNGか?
上図の力うどんは18年前の2004年に食べたもの。「越後きねつきもち」と説明文が添えられているが越後製菓の社名は明示されておらず、どこで作られたものはは不明。今回の品は餅の小袋にも越後製菓の社名が記されていたが、2004年頃はまだ開封写真を撮っていなかったんだよなあ。
なお大黒ビックシリーズで使われる大柄な容器を使っているが、麺の量は普通サイズの65gで、余剰空間が妙に広い。
食べてみて、麺の量は並だが十分な満腹感を得ることができた。エースコックの力うどんの時にも思ったが、やはり餅は麺よりも腹持ちがいいなあ。満腹中枢へ作用するメカニズムが違うような気がする(適当理論)。安っぽい醤油味のラーメンスープと餅との相性も意外に良い。
エースコックの力うどんの餅よりもだいぶ薄く(8mm→5mm)、ボリューム感は控えめになるが、湯戻しの時間が三分と短いのでこれはしょうがないところだろう。また薄さゆえの軽快さが感じられ、パッケージデザインから滲み出る伝統的な日本っぽさとは裏腹にモダンな印象を受けた。(ちょっと褒めすぎか?)
麺は細めで、エッジは丸められており、優しい舌触り。若干の気泡感と弾力感があり、やや頼りない古風な食感。揚げ油の質と香りは良く、豪快に喰らい付くのが心地良い。なお、カップの容器は明らかな大盛サイズだが、麺の量は普通である。
スープは透明感がある濃い茶色で、鶏ガラベースの醤油味。うま味がかなり強く出ており、昭和の雰囲気を色濃く残す味。餅は6cm角の厚さ5mmで、エースコックの力うどんよりも明確に薄い。でもエースコックよりも舌触りが少し自然に感じられる。
ナルトが妙にたくさん(五枚ぐらい)入っているが、あまり有難味は感じない。あとワカメとコーンも入っており、餅以外の具にも一応の配慮はされている。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | 4 904511 003191 |
会社名 | 大黒食品工業 |
製品名 | 大黒 杵もちらーめん |
謳い文句 | 越後製菓杵つきもち使用 国産もち米100%のおいしさ!! |
調理方法 | 熱湯3分 |
質量 | Net99/麺65g |
熱量 | 389kcal (1629kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量1.6+5.8g) |
付属品 | 粉末スープ(かやく(ナルト・コーン・わかめ)入り)、もち |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 細めで優しい口当り、若干の気泡感と弾力感、やや頼りない食感、大柄だが量は普通 |
汁・ソース | 透明感がある濃い茶色、鶏ガラベースの醤油味、旨味が強い、古風な雰囲気を残す味 |
具・その他 | 餅は6cm角5mm厚、薄いが歯応えは自然、ナルトは沢山、ラーメンと餅が調和していた |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2022/04/20 |
賞味期限 | 2022/04/07 |
入手方法 | 2021/11/23 ドン・キホーテ |
税込購入価格 | 106 JPY |