No.7060はケンミン食品、米粉専科 四川風汁なし担々めん。従来の米粉専科は紙で出来た袋で、パッケージも中華三昧チックなコテコテのデザインだった。しかし今回の品は半透明のお洒落で都会的なものへ華麗にチェンジ!調べてみたら2021年3月にリニューアルしたらしい。
▲2016年の同名製品。コテコテのデザイン
ついでに自分のデータベースを調べてみたら、同名製品を2016年のNo,5805で紹介していた。すっかり忘れていたよ。でもこれだけデザインが違うんだから中身も変わっているに違いない、と思ってスペックを比較すると、質量やエネルギー・蛋白質・脂質・炭水化物・食塩相当量(旧製品はNa表示)の値は全て一致。中身は変更されていないのかもしれない。
食べてみて、雑味が少なくて軽快な印象の製品。それでいて麺もソースもしっかりした存在感があり、具無しで食べても退屈しない。ただ塩分は強めなのでソースの量は控える方がいいだろう。
2016年に紹介したNo.5805の記録を読み返すと、今回と大体同じような感想が記されていた。細部の違いはあるのかもしれないが、路線変更ともいえるような大きな差異は無いように思える。
本製品は麺を湯切りして暖かい状態て食べるだけでなく、水に晒して冷たくして食べる方式も推奨している。今回の試食はNo.5805の試食と同じ暖かい麺で食べたのだが、冷して食べれば良かったかな?(重複に気付いたのは動画を作った後だった)
麺は半透明で幅4mmの扁平で、表面は少しザラザラしている。米粉の麺らしく弾力感には欠けるが、粘りとしなやかさは十分に出ており、ベトナムのフォーよりも穏やかな舌触り。お米の匂いはあまりしないが、どんな味も合いそうな、間口の広い麺である。
ソースは醤油と味噌ベース。練り胡麻の香りは控えめで乳状感も無い。液体らしくしっとりとした口当たり。色や香りからはあまり辛くなさそうに思えるが、口に含むと結構な刺激がある。とはいっても激辛ではない。
塩分とうま味がかなり強く、甘さも出ている。積極的な味でありたくさんの具を入れることを考慮しているようだ。なので具が少ないか入れない場合はソースを少し残す方がいいかもしれない。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋ビーフン |
EANコード | 4 901483 021192 |
会社名 | ケンミン食品 |
製品名 | 米粉専科 四川風汁なし担々め |
謳い文句 | ねりごまと味噌の旨辛味 もちもちお米の平めんとぴりぴり刺激の旨辛ソース 米粉専家 悠久の歴史にプチトリップ |
調理方法 | ゆで4分お湯切り/水さらし |
質量 | Net86/麺50g |
熱量 | 283kcal (1185kJ) |
Na | ~g(食塩相当量3.4g) |
付属品 | 液体ソース |
ノンフライ麺 | ○ |
湯切り | 要/要(水さらし) |
麺 | 幅広扁平半透明、表面はザラザラ、弾力感に欠けるが粘りはある、フォーより穏やか |
汁・ソース | 醤油と味噌ベース、練り胡麻は薄く乳状感は無い、口当りはしっとり、心地よい辛さ |
具・その他 | 雑味が少なく軽快な印象、具を入れる前提の味付で塩分と旨味が強い、退屈しない味 |
総合評価 | ★★★3 |
試食日 | 2022/03/28 |
賞味期限 | 2022/04/19 |
入手方法 | 2021/07/23 Kazue特派員様よりいただく |
税込購入価格 |