No.7050はマリン北海道、かに屋さんちのラーメン 味噌味。網走の会社で製造は札幌の榮屋。No.7040でこの榮屋自体が販売者でもある「北海道発 かに風味ラーメン 味噌」という製品を紹介している。今回の品を手にした際、もしかしたら中身が一緒で単なるパッケージ違いかな?と睨んでいた。
▲左はNo.7040, 榮屋 北海道発 かに風味ラーメン 味噌
右は今回のマリン北海道 かに屋さんちのラーメン 味噌味
賞味期限のスタンプが違うっ!
帰宅して詳細な比較をしたところパッケージの造りは同一で、麺やスープの小袋も同じように見える。またJANコードの業者項も一致しているが、賞味期限の印字様式が異なるので製造ラインは別のようだ。そしてエネルギーをはじめとする栄養成分の値も微妙に違い悩ましい。う~んこの両者の試食は間を空けず同時比較とするのが良かったかな?
食べてみて、やはりNo.7040榮屋のかに風味ラーメンと酷似しているのだが、微妙に印象が違う。榮屋のときに感じた麺とスープの不整合が幾分軽減され、両者がそれなりに協調しているように感じられるのだ。とはいってもそれは大きな差ではなく、作り方のバラツキの範囲内かもしれないが、今回の品の方を若干好ましく思えたのは事実である。
麺もスープも上質であり、カニの香りはこれ見よがしなところがなく抑制的。連食しても飽きのこない大人の味ともいえる一方、カニの爪とか足が豪快にゴロゴロ入った味噌汁のようなものを連想すると、ちょっと物足りなさを感じるかもしれない。
麺は太めで丸っこく、ふっくらした舌触り。しかし硬めでゴワゴワしたぎこちなさが残り、上手く箸ですくい上げにくいほどである。存在感は高くて自己主張もあるが、スープとの馴染みを拒むようなところがあった。(No.7040榮屋のかに風味ラーメンよりは若干度合いが穏やかで、独善的な部分が軽くなった気がする)
スープは生の味噌っぽい香りと舌触りがある。調味油に含まれるカニの甲羅のような香りが効果的だが、しつこくはなく節度がある。うま味は強いが自然で、開放的な味噌味。脂っっぽさや辛い刺激は控えめだが、全体の質感は良い。
麺の基本骨格や味の方向性はNo.7040と相似形なのだが、今回の品の方が肩の力みが抜けており、親しみやすさが出てきたように感じたので、総合評価は0.5点加点した★3.0とした。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 4 974148 801088 |
会社名 | マリン北海道 |
製品名 | かに屋さんちのラーメン 味噌味 (製造は榮屋) |
謳い文句 | 味噌味 カニエキス入 |
調理方法 | ゆで5.5〜6分 |
質量 | Net129/麺90g |
熱量 | 428kcal (1792kJ) |
Na | ~g(食塩相当量7.1g) |
付属品 | 液体スープ、調味油 |
ノンフライ麺 | ○ |
湯切り | 不要 |
麺 | 太めでふっくらした舌触り、硬めで箸ですくい上げにくい、スープとの馴染みは今一 |
汁・ソース | 生味噌っぽい香り、カニの匂いは抑制的、旨味は強いが自然、脂っ気や刺激は控えめ |
具・その他 | No7040榮屋かに風味ラーメンと同一品かと思ったが本品の方が親しみやすくて自然体 |
総合評価 | ★★★3 |
試食日 | 2022/03/10 |
賞味期限 | 2022/03/29 |
入手方法 | 2021/11/23 Hiroshima様よりいただく |
税込購入価格 |