No.7037はサンポー食品、屋台仕込み風の豚骨ラーメン。前回のマルちゃん大盛!シリーズと同様ヨーカ堂系の専売商品で、どちらも税抜価格は98円。
▲写真の提供は福岡市
フタの右端に「写真提供 福岡市」と記されているのが妙に気になった。いくらプライベートブランドみたいな品だからといえども、製品の顔であるパッケージの写真を他所から借りてくるのは如何なものだろうか?サンポーには矜恃が無いのか?と。
福岡市のサイトを調べたところ、まるごと福岡・博多というフリー画像検索サイトへのリンクを発見。ここでラーメンそのものの画像は無かったが、背景にある屋台と一致する写真を確認!この程度なら許容範囲かな。なんだか宝探しをしているみたいだが。
食べてみて、百円程度の価格を考えるととてもお買い得品だと思った。同社の看板製品である焼豚ラーメン(税抜希望小売価格193円)とは異なる部分がいくつかあるものの、製品の方向性は大体一緒だと言って良いだろうし、トータルでの満足感もそう大きくは違わない。小袋は四包も付いているし。
焼豚ラーメンに近いということで、高級さとか上質さを誇るものではなく、庶民的な親しみやすさがチャームポイント。安い上にたまに食べたくなるような魔力を持つ製品であり、少し買い置きしておきたいと思うほど。しかし残念ながら数量限定品であり、無くなり次第終売だそうだ。今回の品を買ったのは去年の八月だったから、もう新規での入手は難しいかな。
麺は幅1.5mm程度の細い角断面で、気泡感が結構ある。湯戻し時間は90秒で、同社の看板商品である焼豚ラーメン(三分)よりもさらに軽い食感。威厳とか重厚さは全然無いが、気取らずヒトとの距離が近い気がする。揚げ物の香ばしい力感があり、頼りなさは感じない。
スープはミルキーな豚骨味で、強いニンニクの匂いが心地良い。焼豚ラーメンとは似ているものの、甘味は抑え気味で、香りのバランスも少し異なり、こちらの方が力強いような気がした。軽い胡椒の刺激があり、紅生姜の酸味が全体をスッキリさせる。
焼豚は焼豚ラーメンとは形が違う。どちらもとても薄いものだが百円程度の製品の具だと思えば十分に有難味がある。キクラゲはコリコリした明確な歯応えがアクセントになっている。一方でゴマの香ばしさはあまり目立たなかった。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | 4 901773 101108 |
会社名 | サンポー食品 |
製品名 | 屋台仕込み風の豚骨ラーメン |
謳い文句 | 九州名物 九州ならではのトッピング入! |
調理方法 | 熱湯1.5分 |
質量 | Net89/麺65g |
熱量 | 437kcal (1830kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量1.8+3.3g) |
付属品 | 粉末スープ、かやく(焼豚・きくらげ・ごま・ねぎ)、調味油、紅しょうが |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 細い角断面で気泡感が強い、同社の焼豚ラーメン以上に軽い食感だが頼りなさは無い |
汁・ソース | ミルキー豚骨でニンニク臭が強く力感もある、胡椒の刺激、紅生姜の酸味がスッキリ |
具・その他 | 焼豚は薄いが有難い、キクラゲは歯応え明確、安価だが焼豚ラーメンと同等の満足感 |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2022/02/11 |
賞味期限 | 2022/01/28 |
入手方法 | 2021/08/17 イトーヨーカ堂 |
税込購入価格 | 105 JPY |