No.7021はすみれ、すみれ乾燥麺しお。姉妹品の醤油をNo.7001で紹介している。製造は西山製麺で、どちらのサイトでも本品の購入ができるようになっているが、製品の名称が微妙に異なる。すみれは「新すみれラーメン」で西山製麺は「すみれ乾燥麺」。製品本体にはどちらの名称も記されておらず「すみれ」だけだ。
ところで西山製麺のURLは「ramen.jp」なんだ、また大きく出たものだなあ。この名をwhoisで調べると2001年の取得だと判る。ウチがi-ramen.netのドメイン名を取得したのは2000年なのだが、即席に限定せずにもっと広い名前を取っておけば良かったかな?とか今更思ったりして。
食べてみて、歯応えや匂いから一瞬店舗で食べているような錯覚に陥った。No.7001の醤油と同様に麺もスープも本格的で脆弱な部分が無い。塩味なのにこってり濃厚な味で、十分に満たされる実感がある。総合評価は迷わず★3.5点を付けた。
但し本品の食塩相当量は9.0gもある(醤油は8.6g)。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2020年版」では、一日の食塩摂取量の基準は男性7.5g未満、女性6.5g未満としており、これ一食だけで軽々とオーバーする。人によってはスープを全部飲まないとか、前後の食事は超減塩を心掛ける等の工夫が必要だ。
麺はやや太めで、どっしりとした重量感がある。歯応えや噛み切り感は明確で香りも良く、存在感がとても高い麺だ。ゆでる前の見た目は醬油味と同じだと思っていたが、今回の塩味の方がよりしっかりしている印象があった。(個体差や調理のバラつきかもしれないが)
スープはドロッとしており、塩味としては例外的に濃厚な印象。鶏や豚のこってりした脂っぽさが力強さを感じさせる。味や香りの手数が多く、隙間なく詰まっている印象で、退屈さを感じさせない。塩分やうま味がとても強いスープなので、たくさん具をいれてもへこたれないだろう。辛い刺激は無い。ゆで汁でスープを溶く方式だが、雑味等で特にハンディは感じなかった。
具のメンマは潤いと歯応えがあり効果的で、パワフルなスープに負けていない。各要素がそれぞれ強い存在感を持ち、下手な具を入れると存在が霞んで無駄になってしまうかもしれない。スープを全部飲み干したくなる衝動に駆られるが、一旦落ち着き体調と相談する必要がある。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 4 904113 136181 |
会社名 | すみれ/西山製麺(製造者) |
製品名 | 新すみれラーメン塩/すみれ乾燥麺しお |
謳い文句 | これが受け継がれるすみれのしおラーメン どうぞお召し上がりください! |
調理方法 | ゆで7分 |
質量 | Net177/麺90g |
熱量 | 620kcal (2596kJ) |
Na | ~g(食塩相当量9.0g) |
付属品 | 液体スープ、メンマ |
ノンフライ麺 | ○ |
湯切り | 不要 |
麺 | やや太めでどっしりした重量感がある、歯応えはハッキリ、香りも良く存在感が高い |
汁・ソース | ドロッとして塩味なのに濃厚、鶏豚の脂っぽい力感、味香りの手数が多く退屈しない |
具・その他 | 塩分や旨味が強い、辛い刺激無し、メンマは潤いがあり効果的、店で食べてるみたい |
総合評価 | ★★★☆3.5 |
試食日 | 2022/01/11 |
賞味期限 | 2022/03/20 |
入手方法 | 2021/11/02 Great Ramen Fighter様よりいただく |
税込購入価格 |