No.7019はヤマダイ、ニュータッチ 大盛長岡生姜醬油ラーメン。凄麺ではない揚げ麺の「ご当地満腹食堂」シリーズ。俗に言う新潟五大ラーメン①燕背脂、②三条カレー、③長岡生姜醬油、④新潟あっさり醤油、⑤新潟濃厚味噌(順不同)、の③に相当する。ウチでは他メーカ品も含め色々食べてきたが、④は未紹介。
満腹食堂という名は大昔(2000年頃)には揚げ麺ながらレトルト具を添えたプチ贅沢仕様のカップ麺だったのが、途中から廉価版路線に転じて「懐かしの」とか「下町の来々軒」あたりと区別が付かなくなったなあと思ってた。そして最近は地名を添えてローカル色を打ち出した製品群に変貌しており、こうなってから初めての試食。
食べてみて、スマートな凄麺と比べると汗臭さや泥臭さを感じるけれど、それが庶民的な親しみやすさにつながっており、魅力にもなっている。まあ質的には何の変哲も無い揚げ麺の大盛醤油味カップ麺なのだが、しつこくない程度の生姜の香りがアクセントになっており、まとまりも良く、好ましい個性と言えるだろう。
麺は中太の角断面で、輪郭はハッキリしている。気泡感は少なく滑らかで、満腹感を得られるぐらいに量は多い(質量は90g)。揚げ物のこってりした油っぽさと香ばしさを感じ、そのために力感は十分にある。ノンフライの凄麺とは全然違うキャラクターである。
スープは濃い色だが透明感がある醤油味。最初に口に含んだ直後に生姜の匂いがガツンと漂ってくるが、鋭さや過剰さは無くすぐに慣れる。液体スープならではのややギトギトした脂っぽさがある。うま味は十分に出ており不足感は無い。生姜以外は尖った部分が無く、堅実な醤油味といった印象。
豚肉は薄っぺらいが味や香りが効果的で、メンマは繊維質で硬い歯応えがアクセントになっている。ネギは日向臭い(決して嫌ではない)が十分な量がある。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | 4 903088 015057 |
会社名 | ヤマダイ |
製品名 | ニュータッチ 大盛長岡生姜醬油ラーメン |
謳い文句 | 新潟 ご当地満福食堂 食欲をそそる生姜の香り |
調理方法 | 熱湯3分 |
質量 | Net128/麺90g |
熱量 | 515kcal (2156kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量1.7+5.7g) |
付属品 | 液体スープ、かやく(味付豚肉・メンマ・ねぎ) |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 中太の角断面で輪郭は明確、気泡感は少なく滑らかで大量、揚げ物の香ばしさと力感 |
汁・ソース | 濃い色だが透明感がある、生姜の香りが強いが嫌味はない、脂っぽい、堅実な醤油味 |
具・その他 | 肉は薄くてメンマは筋っぽいが共に効果的、凄麺とくらべて泥臭いが、個性でもある |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2022/01/08 |
賞味期限 | 2022/05/01 |
入手方法 | 2021/11/08 ライフ |
税込購入価格 | 106 JPY |